売れっ子のザック・エフロン、2本の主演映画が決定か?
大人気シリーズ「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロンが、2本の新作映画で主演を務めるかもしれない。
ザック・エフロン出演映画『セブンティーン・アゲイン』写真ギャラリー
ハリウッドニュースサイトDeadlineやニューヨーク・マガジン誌のブログ版が伝えたところによると、ザックがワーナー・ブラザースの新作『ザ・ラッキー・ワン / The Lucky One』(原題)への出演契約中であるとのこと。本作は、映画『きみに読む物語』、『ウォーク・トゥ・リメンバー』の原作者として知られるニコラス・スパークスの同名小説を映画化するもので、今年3月には、ダニエル・ラドクリフが主演候補にあがっていた作品だ。愛や運命を好んで題材にするスパークスらしい小説で、海兵隊員としてイラクでの任務中に見知らぬ女性の写真を拾った主人公が、アメリカに帰国後、幸運のお守りであったその写真の女性を探し、恋に落ちるという素敵なラブストーリーだ。出演が決まれば、ザックはイラク帰りの兵士を演じる。相手役のヒロインは現在のところ決まっていないが、原作小説でのヒロインは、元夫からの暴力のせいで対人恐怖症におちいっている女性という設定だ。監督は映画『幸せのレシピ』のスコット・ヒックスがあたり、脚本はダグラス・マクグラスとウィル・フェターズが執筆する。
売れっ子のザックは、本作のほかに、ニューヨーク大学を卒業したばかりの若手脚本家が執筆した注目の新作『ダイ・イン・ア・ガン・ファイト / Die in a Gun Fight』(原題)にも出演する予定だ。「ロミオとジュリエット」のような、敵の娘に恋をしてしまった男の子を主人公にしたアクション・ロマンス映画で、クエンティン・タランティーノ作品のような痛快さを持ちあわせている注目作品だ。ザックが演じるのは、ニューヨークの社交界で有名な父親を持つ自堕落な御曹司で、まるで人気ドラマ「ゴシップガール」のチャック・バスのような設定だ。
ザックと交際しているヴァネッサ・アン・ハジェンズは、「ハイスクール・ミュージカル」の優等生ガブリエラのイメージから脱却しようと、映画『バンドスラム / Bandslam』(原題)や映画『サッカー・パンチ / Sucker Punch』(原題)でこれまでとは正反対の役柄に挑戦している。ザックもそろそろ“いいひと”な役柄から卒業して、悪役にチャレンジすると面白いかもしれない。