木村多江、男だらけの無人島で精神状態ギリギリ!?「ヤモリに話し掛けた」
映画『東京島』の完成披露イベントが3日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、主演の木村多江、窪塚洋介、福士誠治、鶴見辰吾ら17名の男性キャスト、そして篠崎誠監督が出席した。
2008年に谷崎潤一郎賞を受賞した桐野夏生の同名小説を原作に、木村演じる43歳の主婦・清子が、ただ一人の女性として、23人の男たちと無人島でサバイバルを繰り広げるという異色作。この日は屋外の会場に、南国チックな島のセットが設営され、映画の世界観を再現。パレオ風のドレスに身を包んだ木村も「東京島に観光に来たつもりで楽しんでください」と観客にアピールした。
映画の中では、島で唯一の女性としてチヤホヤされる役柄だった木村だが、大自然相手の撮影は苦労も多かったといい、「部屋にいるヤモリに話し掛けたり、おかしな状況になった」と精神的に追い詰められた様子を告白。一方、20名を超える男性キャストが全裸で海岸を走るシーンについて、「どこに目をやったらいいのか分からなかった」とほおを赤らめた。
イベント中には木村が男性陣にスタミナ料理を振舞う場面も。しかし、その食材がシマヘビだとわかると、窪塚らは悶絶! 木村は用意されたおもちゃのヘビを手に、してやったりの笑顔を見せた。劇中でも生きたヘビをさばくシーンがあり、「何も考えていなかった。わたし、意外と男っぽいのかも」とあっけらかんと話していた。
映画『東京島』は8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国公開