ロバート秋山、熟女芸人から家電芸人に転身!?突っ込み不在の舞台あいさつで、壇上はカオス状態!?
1日、渋谷のヨシモト∞ホールで映画『宇宙で1番ワガママな星』の初日舞台あいさつが行われ、田中直樹(ココリコ)、秋山竜次(ロバート)、伊東寛晃監督が登壇した。
スーツ姿でビシッと決めた3人が登場すると、なぜか会場内から失笑が沸き起こる。客席の中央あたりを指差した田中が「あのあたりの人たちがクスクスしてる感じがするんですよ。ありがとうございます」とコメントするなど、どこかゆるい雰囲気の中、舞台あいさつは行われた。田中といえば、ひょろっとしている身体的特徴のある芸人だが、隣に立つ伊東監督もどこか似たような雰囲気。「宇宙の出てこない宇宙映画です。楽しくみんなが笑ってくれて、何も残らないような映画を作りたかった」とひょうひょうとしたコメントで観客を煙に巻いていた。そんな監督と田中は特に背中が似ているようで、「監督はぼくよりも猫背なんです。ビジュアル的に似てますよね」と言うや、二人して背中を披露。もしかしたら先ほどの会場の失笑は、この二人の雰囲気が似ていたからなのかもしれないと思わせるようなゆるい雰囲気だった。
続いて本作の見どころを聞かれた秋山は「画質がすごいんですよ。この夏一番の画質じゃないかと。よく映画のCMで一般の人が『感動しました!』と言っているのがありますけど、この映画のCMがあったら、『この夏、画質一番!』と言いますよ!」と「家電芸人」さながらに、なぜか映画の画質を絶賛。ロバートではボケ担当の秋山だが、対するココリコ田中もボケ担当。ついでに監督もボケの雰囲気をかもし出しているとあって、壇上にはボケだらけで突っ込み不在というカオスな雰囲気の中、観客はシュールな笑いの空間に包まれていた。
本作は、偶然にも宇宙旅行を当てた5人の男たちが、それぞれの思いを胸に秘め宇宙旅行に出掛けるSFエンターテインメント・ムービー。テレビ朝日と『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のROBOTがタッグを組み、脚本協力に高須光聖、劇団ヨーロッパ企画の主宰・上田誠らを迎え、宇宙センターを舞台にしたハートフルなサスペンス・コメディーを創出している。
映画『宇宙で1番ワガママな星』はヨシモト∞ホールほか全国順次公開