ヴィゴ・モーテンセン、ビートニク作家ケルアック「路上」の映画化作品へ出演
ジャック・ケルアックの小説「路上」をウォルター・サレス監督が映画化する企画で、ヴィゴ・モーテンセンの出演が決まった。
この作品はビートニクの代表作家であるケルアックの自伝的小説の映画化で、ケルアックが友人のウィリアム・バロウズやニール・キャサディらと旅をした体験を、若き作家のサルを主人公にして綴っている。主人公のサルを、サム・ライリーが演じるほか、大ヒット映画『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、キルスティン・ダンストの出演が決まっており、さらにプロデューサーをフランシス・フォード・コッポラが担う。
デッドライン・ハリウッドによると、ヴィゴは本の中でウィリアム・バロウズのモデルとなったキャラクター、オールド・ブル・リーを演じる予定。さらに、妻のジェーン役にはエイミー・アダムズが決まったようだ。
ヴィゴといえば、最近では『ザ・ロード』で退廃した世紀末のロード・ムービーに挑んだが、今回はビート・ジェネレーションの若者たちの大陸横断ロード・ムービーということで、活躍の場は「路上」続きとなるようだ。