「龍馬伝」で龍馬の幼少期を演じた9歳の濱田龍臣、大好きな「ウルトラマン」出演にやった!
8日、ラゾーナ川崎プラザにて『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の製作発表会が行われ、出演者の小柳友、濱田龍臣、土屋太鳳、アベユーイチ監督が出席。ウルトラマンゼロや新たなる仲間たちも登場し、集まった大勢のファンの前で映画をPRした。
ウルトラマンシリーズの45周年記念作品となる本作は、前作『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』で倒された史上初の悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルが、銀河皇帝カイザーベリアルとして復活。宇宙制覇に乗り出した彼の野望を阻止すべくウルトラゼロたちが繰り広げる壮絶な戦いを描く。
キャストやウルトラマンたちが登場すると、会場を埋め尽くすほど詰め掛けた大勢の親子連れのファンのから歓声が沸いた。ウルトラマンゼロが一体化する青年ランを演じる小柳は「僕の中にゼロが入ってくる役なので、前作のゼロに僕がならなくちゃならないっていうのが大変。毎晩毎晩DVDを観て研究して、でもなかなか監督のOKが出なくて(笑)」と役づくりの苦労をコメント。
そんなランの弟・ナオ役を演じたのはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬の幼少期を演じた濱田。「ウルトラマン大百科」も愛読する9歳の濱田は「大好きなウルトラマンに出られるのはすごくうれしくて、決まったときには「やった!」って思いました」とほほ笑ましいエピソードを披露。イベントに登場したウルトラマンナイスに好きなウルトラマンランキングを聞かれるとすらすらと5位までを発表していた。
さらに、同じく「龍馬伝」で濱田と共演し幼少期の坂本乙女を演じた土屋は、今回惑星エスメラルダの王女・エメラナを演じている。ウルトラマンゼロが会場に登場すると「かっこいいです! 顔がキリッとしていて大人っぽくて好きです」と思わず好みを告白。司会者に「男性もキリッとしている方好きですか?」聞かれると「はい」とはにかんでいた。
また、これまでテレビシリーズで数々のウルトラマンシリーズの監督も務めてきたアベユーイチ監督は衣装へのこだわりを語った。この日は劇中の衣装で登場したキャストだが、ランとナオ兄弟の衣装について「ウルトラセブンのウルトラ警備隊の衣装を投影してます」と説明。エメラナ姫の衣装については「コンセプトはなく、新たに生み出しました」と苦労した心中を告白。すると土屋はそんな監督に「普段こういう格好はしないのでうれしいです。この衣装を着ることでエメラナに近づけるのがうれしかったです」感想を述べていた。
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』は12月23日(木・祝)より全国公開