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稲垣吾郎のものすごい悪役演技ぶりを三池崇史監督が絶賛!「SMAPの見方が変わるはず!」

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男ばかりズラッと壮観な舞台あいさつ
男ばかりズラッと壮観な舞台あいさつ

 17日、有楽町の東京国際フォーラムで映画『十三人の刺客』完成披露会見が行われ、役所広司山田孝之伊勢谷友介沢村一樹古田新太六角精児波岡一喜石垣佑磨近藤公園窪田正孝伊原剛志松方弘樹稲垣吾郎市村正親三池崇史監督と総勢15名の熱くダンディーな男たちが集結。俳優陣のチームワークは良好で、和やかに会見は進められた。

映画『十三人の刺客』写真ギャラリー

 9月に開催予定の第67回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への出品が決まったことも話題の本作。ダークスーツ姿の男たちが15人集まった壇上はまさに圧巻だった。三池監督も「男ばかりですみませんという感じです。もちろん魅力的な男たちなんですが、お父さんお母さんが(自分を)ゲイに生んでくれたら、どれだけ幸せだろうと思います」とユーモアもまじえて軽妙にあいさつ。とにかく撮影現場は非常にチームワークが良かったとのことで、松方が「(撮影場所となった山形は)本当に何もないところで、食事をするか飲むしかなかった。老婆心ながら、ある意味、男ばかりでよかったのかも」と意味深なコメントを発し笑わせていた。

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 そんなチームワークの良い13人の刺客チームに対して、敵役となる“最凶”の暴君・松平斉韶を演じた稲垣を監督は「SMAPの見方が変わるはず」と絶賛していた。まさに13人にとっては絶好の敵役だったようで、役所が「稲垣くんをみんなで憎んでいました」と話して笑わせていた。さらに斉韶に仕える鬼頭半兵衛を演じた市村ですら、「ぼくは殿を守る立場の人間なのに、試写を観ていたときに思わず13人を応援してしまった」と忠義を果たせなかった様子(!?)。

 そんな孤軍奮闘(?)の稲垣は最初はなぜ自分にこの役を? と驚いたとのことだが、彼の新境地とも言える極悪人の演技を披露しているので、期待したいところだ。そして本作のヴェネチア出品について聞かれると「メンバーはカンヌに行っていますし、一映画ファンとして興味があったんで、すごく楽しみです。どんな形であれ、自分の名前を覚えてもらえるのは、インパクトがあるんじゃないかと思います」と楽しみにしている様子だった。

 本作は、時代劇映画の名作との呼び声も高い1963年公開の工藤栄一監督の『十三人の刺客』を、約半世紀の時を経て現代風に再構築した時代劇エンターテインメント巨編。日本を代表するヒットメイカーの三池崇史監督がメガホンを取り、江戸幕府史上最悪の暴君を暗殺するため、13人の刺客たちが命を懸けた一世一代の戦いを挑む。

映画『十三人の刺客』は9月25日より全国東宝系にて公開

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