マイケル・ケイン、『センター・オブ・ジ・アース』続編へ出演か?
ジュール・ヴェルヌ原作の冒険SF小説を、フル3D映画として実写化した冒険ファンタジー大作『センター・オブ・ジ・アース』の続編へ、イギリスの名優が参加するかもしれない。
業界紙ハリウッド・リポーターのブログ版が伝えたところによると、マイケル・ケインが、『センター・オブ・ジ・アース』の続編である映画『ジャーニー 2:ザ・ミステリアス・アイランド / Journey 2: The Mysterious Island』(原題)への出演交渉の最終段階にあるとのこと。
前作の『センター・オブ・ジ・アース』では、ブレンダン・フレイザーが主人公のトレバー役を演じたが、続編ではトレバーは登場せず、ブレンダンも出演しない。続編で主演を務めるのは、前作で主人公の甥(おい)ショーンを演じたジョシュ・ハッチャーソンと、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンだ。出演が決まれば、マイケルはショーンの祖父を演じ、ゲスト的な出演ではなく、アクションシーンもある、とても興味深い役柄だそうだ。
前作は、ヴェルヌの冒険SF小説「地底旅行」を原作としたが、続編では小説「神秘の島(ミステリアス・アイランド)」をベースとして脚色する。物語は、行方不明になった祖父を探すために、ショーンが母親の恋人と一緒にミステリアス・アイランドへ旅する展開で、母親の恋人をザ・ロックが演じる。監督は映画『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』のブラッド・ペイトンがあたり、撮影は10月からハワイとノースカロライナ州で行われる。
大ヒット映画『インセプション』では、出演シーンは少ないものの、重厚な演技で物語を引き締めていたマイケル・ケイン。彼の『センター・オブ・ジ・アース』続編への参加は、出演者にとって心強いものとなることだろう。また、77歳のマイケルによるアクションシーンも、とても興味深いものとなりそうだ。