テリー・ギリアム監督、『ドンキホーテを殺した男』の製作は当分無理であることを発表!
映画『ブラザーズ・グリム』『Dr.パルナサスの鏡』など個性的な作品を作り上げてきたテリー・ギリアム監督が長年温めてきた作品『ドンキホーテを殺した男/The Man Who killed Don Quixote』の製作が、再び製作資金を得られずに暗礁に乗り上げていることがDarkhorizons.comによって明らかになった。
これは、ギリアム監督がドービル・アメリカ映画祭に参加した時に答えたもので「1か月半前に、予定していた制作費の都合がつかなくなった。本来なら、わたしはこの映画際に参加するべきではなく、『ドンキホーテを殺した男/The Man Who killed Don Quixote』の撮影をしているはずだった」と述べ、1か月前にもわずかに制作費が足りていないとのリポートがされていたが、どうやら事実はかなりの製作困難に陥っているようだ。
そのためギリアム監督は、先月からロックバンド、アーケイド・ファイアのコンサートを撮影していた。
さらに彼は「『ドンキホーテを殺した男/The Man Who killed Don Quixote』は、僕にいつも希望を与えてくれる。だが、最も怖いのは、それを製作することだ」とも述べている。同作は、ロバート・デュヴァルとユアン・マクレガーが出演することになっているが、現在79歳のロバート・デュヴァルが元気で動き回れる間に、はたして撮影できるのだろうか?