邦画にも字幕!セリフ以外も文字解説!聴覚障害の方も楽しめる『ニライの丘』渋谷で上映
在日米軍基地を抱える沖縄県を舞台に、父親との関係に悩む少年が起こした殺人事件をきっかけにある決断を迫られる感動ドラマ『ニライの丘~A Song of Gondola~』が沖縄・石垣市民会館でバリアフリー上映を行い好評を博したため同作品のバリアフリー上映が渋谷でも決まった。
映画『ニライの丘~A Song of Gondola~』場面写真
バリアフリー上映とは、通常邦画には入らない字幕が入り、セリフだけでなく台本でいうト書きの部分の「雨の降る音」など情景描写まで文字で再現される。そのことにより聴覚障害者の方も内容が難なく理解ができ沖縄では好評を博した。沖縄で上映の際は、次長課長河本が舞台あいさつに登壇し河本自身が手話で「おまえに食わせるタンメンはネェ~」を披露し観客から拍手喝さいを得た。
また河本は自身の子育てにも触れ、親だけでなく子どもにも観てほしい映画と訴えると同時に沖縄のいいところも悪いところも描いた問題作なので沖縄の方以外にもぜひ見てほしいと真摯に語った。
そんな『ニライの丘~A Song of Gondola~』が渋谷で9月11日に初日上映される。トータルテンボスの舞台あいさつや先着100名に塩ごまちんすこうなどもプレゼントされ、聴覚障害の方も健常者の方も同じ映画館で映画を楽しめる。