上映前から涙と笑い! 溝端淳平らの舞台あいさつに観客も大満足ウィッシュ!
11日、映画『君が踊る、夏』の公開初日舞台あいさつが丸の内TOEI 1 で行われ、出演者の溝端淳平、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音、DAIGO、高島礼子、そして香月秀之監督が登壇。出演者それぞれの人柄が伝わるあいさつを行い、観客を笑いとさわやかな感動で包み込んだ。
主演を務めた溝端が「この映画をやっと皆さんに届けられると思うとうれしい。本当に良い作品になりましたので楽しんでいってください」とあいさつを行うと、続いてマイクを受け取った木南は早くも涙声。「撮影が終わって1年、この日が待ち遠しかったです。この場に立つまで支えてくれ、成長させてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱい。そして初日というすばらしい日に来てくださった皆さんにも感謝でいっぱい。本当にありがとうございました!」と声を振り絞ると、感極まってそのまま号泣。本作にかける思いの大きさに、観客たちは感動ムードに包まれた。
だがこれに困ったのは、次にマイクを渡された五十嵐。「ネタをやろうとしていたのですが、(木南のあいさつで)一気に飛びました…」と苦笑しつつ、撮影地の高知で舞台あいさつをしたときのエピソードを披露。「上映後のあいさつで子供がステージに上がって、『楽しかったー!』って言ってきました。仕込みかなって思うくらい盛り上がってました」と微笑ましいハプニングに遭遇(そうぐう)したことを明かして観客を笑わせた。また今回が映画初出演となるDAIGOも、「初ムービーに参加させてもらったのがこの作品で、ガチで良かったと心から感謝。よさこいウィッシュ半端ないんで、ぜひ楽しんでってください」と相変わらずのDAIGO節で映画をPRした。
最後は溝端がファンに向けて「この映画は今時珍しいくらいストレートでピュアで、大きな事件もないし悪い人も出てこない。けれどすごく心を打たれるところがたくさんある。見終わった後にぜひ大切な人に電話をしてほしい。普段言えない優しい言葉が言える、そんな気持ちになれる映画です」と思いをにじませながら語りかけ、温かい拍手に包まれて舞台あいさつは終了した。
『君が踊る、夏』は高知県のよさこい祭りをモチーフに、難病で余命わずかな少女と、彼女のために情熱のすべてを祭りに注ぐ若者たちの姿を、実話をベースに描く感動ストーリー。
映画『君が踊る、夏』は本日9月11日より全国公開