『ピアノ・レッスン』の女流監督ジェーン・カンピオン、12歳で妊娠して行方不明になった少女をテレビシリーズで描く!
映画『ピアノ・レッスン』『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~』などで繊細な作品を残してきたニュージーランド出身の女流監督ジェーン・カンピオンが、テレビシリーズ「トップ・オブ・ザ・レイク / Top of the Lake」(原題)でメガホンを取ることがDarkhorizons.comによって明らかになった。
ジェーン・カンピオン監督映画『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~』写真ギャラリー
同作は、ニュージーランドの小さな町の探偵が、12歳で妊娠して行方不明になった少女を探し出していくストーリーで、6時間のミニシリーズとして放映されることになっている。
脚本は、カンピオン監督が初期のころに撮った作品『スウィーティー』で、共同執筆したジェラルド・リーと再びタッグを組むことになっている。
製作は、See-Saw FilmsとBBCのもとで行われ、撮影は、来演の春からニュージーランドのクィーンズタウンでクランクインすることになっている。
カンピオン監督は、『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞し、アカデミー賞でも脚本賞を受賞していて、まだまだ数の少ない女性監督の中で20年以上のキャリアを持っている。そのため、彼女がテレビではどんな演出をするのか期待されている。