仲里依紗、本音告白!ガガのような金髪にしたい気持ちをグッと抑えた!来年は女子力アップを宣言!?
人気女優の仲里依紗が、筒井康隆原作のSF短編小説を映画化した青春映画『時をかける少女』(DVD&ブルーレイ10月13日発売)の撮影を振り返って、女優業の魅力に開眼しただけでなく、今後は女性として磨きをかけて、女子力アップにつなげていきたいという抱負を明かした。
前述の映画のほか、テレビドラマなどにも引っ張りだこで、2010年は仲里依紗イヤーといっても過言ではなかったほど大忙しの一年となった仲。「10代の少女のうちにギリギリ『時をかける少女』に出られて良かったです(笑)」と明るく振り返った。そんな仲は、ハードな撮影で激しく変化する日常を送り、自身にも変化が訪れたことを明かした。「仕事でもプライベートでも、自分の意見を言えるようになったんです。それから、大人になったなと思うことは、以前は何事も思い立ったら即行動! だったのが、今はちゃんと周りを見てから行動しています!」と意識変化に自分でも驚いたとか。
しかし、そうはいっても20歳の女の子。この秋に21歳になるとはいえ、街を歩いている普通の女子と同じように遊びたい盛りのはず。「演じる役によって髪形を変えるとか、役が中心の生活になっているので、自分が好きなことがなかなかできないんですよね。同世代の女の子たちはまつげのエクステとか、すごいじゃないですか(笑)」と一般的な生活にあこがれを示しつつも、「そういうことをしたくてもできないけれど、演じる役によって変われるのでまったく苦じゃないし、逆にそのことで自分にとっての勉強にもなるんです」とストイックで頼もしい発言も飛び出した。
『時をかける少女』ではさわやかな青春ドラマ的な作風とは裏腹に、1970年代にタイムリープするシーンで初のワイヤーアクションに挑むなど、刺激的な撮影を瞬時にこなす力量が求められた。おかげで、「いろいろなことに迷いなく挑戦できるようになったので、自分に磨きがかかったということでしょうか(笑)」と女子力アップへの足掛かりとなった2010年上半期を総括! 「でも、本当のわたしは、(レディー・)ガガみたいに金髪にしたいけれど(笑)、そういう気持ちを抑えて、今は役のことを一番に考えているんです。しかも自然と優先している自分がいるような気がします」と普段から演技の道を極めようとしている自分に生まれ変わったと自己分析してくれた。来年以降も磨きがかかった演技力で映画ファンをうならせ、アップした女子力でファンを増やしていきそうな仲。まずはその飛躍の一因となった『時をかける少女』を、じっくりと楽しみたい。
映画『時をかける少女』DVD、ブルーレイは10月13日アニプレックスより発売(DVD3,990円、ブルーレイ5,040円)
ヘアメイク:近藤志保(reve)