元恋多き女性のジュリア・ロバーツ、夫婦円満の秘けつを伝授!
映画『食べて、祈って、恋をして』で、初の来日を果たしたジュリア・ロバーツが、大好きな人と幸せな家庭を築くための、とっておきのアドバイスを教えてくれた。
ドラマ「24 TWENTY FOUR」シリーズのジャック役でおなじみの、キーファー・サザーランドとの結婚式を目前に、キーファーの親友であるジェイソン・パトリックと駆け落ちをしたことは、今やハリウッドの伝説となっているほど。これまで幾多の恋愛を経験してきたジュリアだが、現在は映画カメラマンの夫・ダニエル・モダーとの間に3人の子どもをもうけ、幸せな結婚生活を送っている。
彼女に、日本では結婚をするとロマンチックな気持ちを忘れがちだと話してみると、「ホワ~~~ット!? オーマイゴーーーーッド!」と、ものすごい叫び声が返ってきた。何年たっても、チューのしきたりを忘れないアメリカとの文化の違いはあるものの、ジュリアにとってはかなり衝撃的な話だったようだ。「どうしたら、ジュリアのように大好きな人と、幸せな家庭を築けるの?」と聞くと、「この話、すごく重要だから、ちゃんと聞いておいて!」と真剣な表情で語り出した。「子どもを持つと子育てに夢中になってロマンスを忘れてしまうっていうのは確かにあるかもしれない。でも、親として、やっぱり子どもの前で、お互いを思いやる関係性はとっても大切なことだと思うの。子どもだけに構うんじゃなくてね。いつまでも結婚式のときの花婿と花嫁の感覚じゃいられないかもしれないけど(笑)」と熱い口調で夫婦円満の秘けつを伝授してくれた。
「男とくっついたり、離れたり、今まで一度も一人になって自分を見つめ直さなかった!」とイタリア・インド・バリへ自分探しの旅に出た主人公・リズについて、ジュリアは「そういう時期は、自分にもあった」という。「彼女の気持ちはすごくよくわかるわ。わたしたち女性に、自分自身を見つめ直す時期は、人生で数回訪れると思わない? 人は変わり続けていくし、成長していくしね」と女性の人生を分析した。リズと同様、自分自身を見つめ直しながら、ついに最高の幸せを見つけたジュリアは、母として、妻として、そして女優として、毎日を思いっきり楽しく生き、人生を謳歌(おうか)していた。
映画『食べて、祈って、恋をして』はTOHOシネマズ有楽座ほかにて全国公開中