『借りぐらしのアリエッティ』舞台のモデルは東京都小金井市の「はけの小路」!スタジオジブリの近く!
映画『借りぐらしのアリエッティ』についての解説を行ってきた「スタジオジブリ広報部長・西岡純一のアリエッティ日記」で、本作のロケ地が紹介された。とはいえ本作はアニメ作品であり、「ロケとは?」と疑問に思うところだが、映画『もののけ姫』でも、屋久島をその舞台のモデルとしたスタジオジブリ。『借りぐらしのアリエッティ』に描かれる風景も、その元となった場所があり、その「ロケ地」が明らかにされた。
今回、西岡部長が紹介したのは、スタジオジブリの近く、東京都の小金井市にある「はけの小路」。近代洋画壇の重鎮・中村研一による作品などを収蔵する「はけの森美術館」に続く小路で、湧き水が流れ、竹垣に囲まれた風情のある場所だ。「美術の人とかメインスタッフなんかも来て、いろいろ参考にしたと聞きました」と現場レポートをする西岡部長。本作でメガホンを取った米林宏昌監督と共に訪れた際には、「アリエッティの目から見たらこんな風に見えるのかな?」と米林監督が木に顔を付けて話していたことを思い出すと続けた。
この「はけの小路」を舞台のモデルとしたのは、本作のクライマックスシーン。西岡部長は、民家に囲まれた静かな場所のため、「静かにあまり騒がずに見ていただければ」と前置きをし、「『借りぐらしのアリエッティ』、まだ観ていない方、それからすでに観た方、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?」とこの日のブログを締めくくっている。
映画『借りぐらしのアリエッティ』は全国公開中