体重103キロのシンデレラは3年で5人の男性から求婚!恋活男女に恋愛アドバイス
20日、スペースFS汐留で映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』試写会付き恋活パーティーイベントが行われ、本作の監督・脚本・原作を担当した鴻上尚史、そして体重103キロの女恋愛カウンセラー羽林由鶴(はねばやしゆず)という二人の恋愛マスターが登場。恋がしたい男女約115人にアドバイスを送っていた。
羽林といえば、バラエティー番組「エチカの鏡」「シアワセ結婚相談所」などで話題騒然のカリスマ恋愛カウンセラー。体重103キロというぽっちゃり体型、しかも子持ちバツイチという、人によっては不利な条件と恋愛をあきらめてしまいがちな境遇だったにも関わらず、3年間に5人の男性からプロポーズされ、最終的に13歳年下の東大卒エリートと結婚。見事、オンリーワンの女性の座を射止めたという現代の“ぽちゃシンデレラ”だ。壇上に登場した羽林は「皆さん、こんにちは。今日はもしかしたら誰かとパートナーになれるかもと思って期待されていることと思います。二人の話が何か役にたてばいいなと思います」と笑顔であいさつ。
鴻上流の恋愛観によると、恋愛をできない女性のタイプは「親と同居している」「ペットを飼っている」人なのだそう。「ちゃんと寂しくならなきゃ駄目。『ねえ、聞いてよママ』なんて言ったり、肉球をぷよぷよといじっていたら、恋愛なんてできません」とバッサリ。そして羽林は「恋をしようと考えないことですね。意識してしまうと、妙によそよそしくなってしまったり、この相手は違うなんて頭の中で戦争が始まりますから」とアドバイス。恋をしたい会場の男女は熱心に二人の話に耳を傾けていた。
なお、この日のイベントでは20組のカップルが誕生。羽林は「この恋を成功させなきゃとすがりつかないようにしてください。おどおどしてたら、結局嫌われちゃいますから。この相手でいいのかとチェックするくらいがちょうどいいですよ」と女性陣にアドバイス。そして鴻上は、惜しくもカップルになれなかった参加者に向かって、「恋愛はバス停と同じ。待ってれば次のバスが来ます」とスペインのことわざ(?)を持ち出して、メッセージを送っていた。
本作は、人気劇作家・鴻上尚史の大ヒット舞台「恋愛戯曲」を、鴻上自らメガホンを取って映画化したラブコメディー。台本が1行も書けなくなってしまった女性脚本家(深田恭子)が、「何でもするから書いてくれ」と懇願するテレビ局のプロデューサー(椎名桔平)に、「わたしと恋に落ちて」と迫ることから始まる騒動を描く。
映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』は9月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開