『ピノキオ』が実写映画化!『アリス・イン・ワンダーランド』の影響?
Warner Bros. Picturesが映画『ピノキオ』の実写版の製作に取り掛かっているとVariety誌が報じた。ティム・バートン監督の映画『ビッグ・フィッシュ』の製作にも携わったダン・ジンクスがプロデューサーを務め、エミー賞を2008年と2009年の2年連続で受賞したテレビドラマ「プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~」でダンと共に製作に携わったブライアン・フラーが脚本を手掛ける。
Variety誌によると、ダンはティム・バートン監督の映画『アリス・イン・ワンダーランド』で、『ピノキオ』を実写映画化する構想を思い付いたという。ダンは、「ピノキオはとても感動的なおとぎ話だ。わたしは、このスケールの大きなプロジェクトで、『ピノキオ』というおもちゃ箱に詰まったキャラクターたちと遊ぶ機会を与えてもらい、本当にうれしい」と語っている。
『ピノキオ』はイタリアの作家カルロ・コロディの童話「ピノッキオの冒険」をディズニーが長編アニメーション化し、1940年に公開された映画。時計職人のゼペットによって作られた人形のピノキオが生命を授けられ、冒険する物語。主題歌の「星に願いを」はその年のアカデミー賞歌曲賞を受賞し、今でも歌い継がれる名曲となっている。ティム・バートン監督の影響を受けるダンとブライアンがどのような作品に仕上げるのか楽しみだ。