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山田孝之「闇金業の人間とコンタクトを取ろうとも思った」新ドラマへの意気込みを語る

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意気込みを語るウシジマ……いや、山田と片瀬
意気込みを語るウシジマ……いや、山田と片瀬

 10月からMBS・TBSほかにて放送されるテレビドラマ「闇金ウシジマくん」の製作記者会見が29日、東京・新宿の京王プラザホテル本館で行われ、主人公の闇金経営者、丑嶋(ウシジマ)を演じる山田孝之片瀬那奈崎本大海やべきょうすけ、そして山口雅俊プロデューサーが出席した。

山田孝之出演映画『乱暴と待機』ギャラリー写真

 山田演じる丑嶋が経営する「カウカウ・ファイナンス」による取り立てを軸に、現代社会の暗部に切り込む本作。山田は伸ばしていた髪を30センチも切るほどの渾(こん)身の役づくりに挑み、トレードマークの眼鏡など細部にもこだわりを見せる徹底ぶりだ。そんな山田はさらに役づくりを深めようと、闇金業の人間とコンタクトを取ろうとも思ったそうだが「とにかく闇金は違法なことですし、その現場を週刊誌なんかに見られたら『山田、借金か!?』なんて書かれてしまうので(笑)、やめました」とコメント。そして「お金は最強の兵器だと思うし、今はお金の強さや怖さを考えるいいタイミング。このドラマを見て、日本人としてリアルに考えてほしい」とアピールした。

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 一方、片瀬はドラマのオリジナルキャラクターであるカウカウ・ファイナンスの新入社員・千秋を演じる。元AV女優という経歴のせいで、今は闇金で働くしかないという役どころだ。「もがきがながら、ここでしか働くしかない女性です。闇金という未知の世界に、わたしの目線で入ってもらえれば」と語った。また、「ナニワ金融道」シリーズ、映画『カイジ 人生逆転ゲーム』も手掛けた山口雅俊プロデューサーは、「視聴者がウシジマに共感しないように心がけた。闇金の人たちは本当に怖いんだと思ってもらうためにも、千秋の目線が必要だった」とオリジナルキャラクターを登場させた意図を説明した。

 「闇金ウシジマくん」は10日で5割という超暴利の金利で金貸しを行う“闇金”カウカウ・ファイナンス経営者の丑嶋(山田)の容赦ない取り立てを通して、現在日本に潜む闇を浮き彫りにしていく硬派なドラマ。「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、現在までに累計販売部数250万部を超える真鍋昌平の大人気同名コミックが原作になっている。闇金というテーマゆえ、映像化は不可能といわれていた作品だ。

「闇金ウシジマくん」は10月よりMBS・TBS系で放送

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