人気モデル菊池亜希子、映画初主演で感極まって涙!田中麗奈もその存在感を絶賛!
13日、千代田区・神保町シアターで映画『森崎書店の日々』の完成披露試写会が行われ、映画初主演の菊池亜希子、内藤剛志、田中麗奈、日向朝子監督が登壇した。
雑誌「PS」の人気モデルとして有名な菊池は、スラッとしたスタイル、透明感のあるルックスで近年では女優としても注目を集める有望株。おじさんっぽいシャツやズボンを取り入れた「OJIファッション」は菊池から発信されたといわれており、ポスト森ガールファッションとして注目を集めている。この日の試写会はPS読者を招待して開催。会場にはおしゃれガールズたちが多数来場していた。その様子を見た菊池の瞳には思わず涙が。「この作品に出られて運が良かったなと思っています。この映画をPSの読者の皆さまに観ていただけるのはすごくうれしいです。もちろん不安もありますけど、楽しんでいただけたらうれしいです」と精いっぱいあいさつをすると、ほおにつたう涙を手でぬぐっていた。ちなみにこの日の菊池のファッションはいわゆる「OJIファッション」ではなかったが、ワンピースをスカーフに、ネクタイをベルト替わりに取り入れるという独自のファッションセンスでナチュラルな魅力を放っていた。
女優としても活躍中の菊池にとって、本作が映画初主演となるが、モデルと女優との違いを聞かれると「この作品に限ってですが、お芝居というよりも、私自身の心に持っているものを引っ張り出してこないとできませんでした」とコメント。そんなナチュラルな菊池の存在感が、叙情的な本作の世界観に見事にフィットしているのだが、内藤は「ここまで自然体でいられるというのは才能だと思う」と菊池を絶賛。事務所の先輩である田中もこれに続き、「独特な世界観がありますよね。静かにそこにいるだけで気になるというか、独特の空気に包まれている感じがしました」とおしゃれガールズたちを魅了する菊池ワールドに、すっかり引き付けられている様子だった。
本作は、失恋して会社を辞めたことをきっかけに、東京・神保町の古書店に借り暮らしをしつつも働くヒロイン・貴子(菊池)が少しずつ成長し、再生していく姿を描くハートウォーミングな人間ドラマ。神保町でのロケや古書店の裏側、登場する数々の古本など、街と日常が現実そのままに切り取られている。
映画『森崎書店の日々』は10月23日より神保町シアター、シネセゾン渋谷ほかにて全国順次公開