真矢みき、フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴの“大物っぷり”に完敗!思わず口あんぐり!?
第23回東京国際映画祭
第23回東京国際映画祭の特別招待作品『しあわせの雨傘』に主演するフランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴが24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台あいさつで、さすがの大物っぷりを発揮し、誕生祝いに駆けつけた日本人ゲストの真矢みきを圧倒した。
この日、黒のエレガントな装いが印象的だったドヌーヴだが、本作ではなんと「ごくせん」のヤンクミこと山口久美子もびっくりの真っ赤なジャージ姿を披露。すでに世界中で大きな話題を振りまいている。ドヌーヴ本人は「みんな驚くかもしれないけど、知人はそんなに驚かないはず」と日常的なジャージ着用を認めるような発言。さらにヘアローラーを着けたまま、外出してしまうという設定はドヌーヴ本人のアイデアだといい、観客を驚かせた。
そんなドヌーヴは一昨日の10月22日に67歳の誕生日を迎えたばかり。真矢が誕生祝いの花束を持って登場すると、大喜びで受け取っていた。一方、カメラマンのフラッシュには少々ストレスを感じたのか、険しい表情を見せる場面も。司会者の指示で、カメラマンが一時撮影をストップさせると「日本の皆さんは従順ね。本当にありがとう」とニッコリするも、その後のフォトセッションでは「もう皆さん、十分お撮りになったでしょう」と途中で撮影を切り上げて、悠然と会場を後にした。これには、真矢も一瞬「あっ!」という表情で、思わず口あんぐり状態……。立ち去るドヌーヴを見送るほかなかった。
『しあわせの雨傘』は、朝のジョギングを日課とする幸せなブルジョワ主婦のスザンヌ(ドヌーヴ)が、亭主関白な夫の突然の病気で、雨傘工場の経営を任されるウィットに富んだコメディー映画。ドヌーヴが映画『8人の女たち』以来となるフランソワ・オゾン監督とのタッグで、見事なコメディエンヌぶりを披露している。
映画『しあわせの雨傘』は2011年1月より全国順次公開