『インセプション』のトム・ハーディ、「白雪姫」を題材にした映画へ出演か?
クリストファー・ノーラン監督による、映画『バットマン』シリーズ3作目への出演が決まっているトム・ハーディが、童話「白雪姫」を題材にした映画へ出演するかもしれない。
映画サイトThe Playlistが独占スクープとして伝えたところによると、ユニヴァーサル・ピクチャーズの新作『スノー・ホワイト・アンド・ザ・ハンツマン / Snow White and the Huntsman』(原題)でトムが主演を務めるかもしれないとのこと。作品は、世界中の誰もが知っている童話「白雪姫」を、アクション・アドベンチャー映画として大胆にアレンジするもの。白雪姫を追跡するように王妃から命令された猟師は、王妃が白雪姫を殺そうとしていることに気付き、2人で逃げようとするストーリーで、出演が決まればトムは主人公の猟師エリックを演じる。本作は、NIKEやトヨタなどのCMで知られ、カンヌ広告祭などの賞を受賞している映像作家ルパート・サンダースがメガホンを取り、脚本はエヴァン・ドアティが執筆する。
本作のほかに「白雪姫」を題材にした映画は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが『スノー・ホワイト・アンド・ザ・セブン / Snow White and the Seven』(原題)という7人の小人が少林寺修行僧の設定の映画を企画しており、レラティビティ・メディアも『ザ・ブラザーズ・グリム:スノー・ホワイト / The Brothers Grimm: Snow White』(原題)というタイトルのダーク・コメディを進めており、こちらはブレット・ラトナーがプロデュースする。「白雪姫」のほかに、魔女マレフィセントの視点から描く「眠れる森の美女」、3D映画版「シンデレラ」など、ティム・バートン監督映画『アリス・イン・ワンダーランド』の大ヒットを受けて童話の再映画化が相次いでいる。
大ヒット映画『インセプション』の偽装師イームス役で一気に人気急上昇中のトムは、来年3月ころから撮影が開始される予定の『バットマン』シリーズ3作目へ出演することが決まっており、悪役を演じるのではといわれている。ジョージ・ミラー監督による映画『マッドマックス』最新作で新しいマックスを演じることも決まっているが、こちらは2012年まで撮影開始が延期されている。トムは、リメイク版『トータル・リコール』の主演候補としても名前が挙がっており、大作映画への出演が続きそうだ。