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矢田亜希子、5年ぶりの主役で母親役に!初の出産シーンに挑み自分と重ねて涙止まらず

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LISMOドラマ「空にいちばん近い幸せ」での家族写真-(左から)安田顕、小林星蘭(子役)、矢田亜希子
LISMOドラマ「空にいちばん近い幸せ」での家族写真-(左から)安田顕、小林星蘭(子役)、矢田亜希子

 女優・矢田亜希子が5年ぶりにドラマで主演を務め、初の母親役に挑戦することがわかった。「空にいちばん近い幸せ」~映画『ジーン・ワルツ』ANOTHER STORY~で初の母親役に挑戦する矢田は強く望まれてもこの世に生まれることができなかった命と向き合い、家族と共に悲しみを乗り越える砂羽(さわ)を演じる。

 実生活でも母親の矢田は自分の妊娠時を振り返り、「本作のテーマでもある『子どもが普通に生まれてくること、生命の誕生の奇跡』はわたし自身が妊娠していたときに考えていたことでした。妊娠したときは自分の子どもに会えるのが本当に楽しみでした。その一方でちゃんと出産ができるのか、子どもを育てることができるのかという不安もありました。わたしが演じた砂羽にもその両方の気持ちがしっかりと描かれていて、すんなりと砂羽に共感することができました」とかなり役がらに感情移入したことを明かした。

 さらに初めての母親役について、「母親役も初めてですし、出産シーンを演じたのも初めてでした。自分がまた出産している気になってしまいました。砂羽は出産直後に最愛の息子を失うというつらい思いをします。そのシーンは、わたしも本当につらくなって涙が止まらなくなってしまいました。自分の子どもが健康で、毎日、成長していること、そして自分が今、生きていること、そのこと自体が奇跡だと、その奇跡に感謝しなければと改めて思わせてくれる作品です」と実際の自分とリンクしている役がらであることを明かした。

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 矢田が演じる砂羽の夫役には映画『大洗にも星はふるなり』やテレビドラマ「SPEC(スペック) ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」などに出演の安田顕(TEAM NACS)。そのほかの共演者として、戸次重幸(TEAM NACS)子役の小林星蘭などが決定している。監督、脚本は女性らしい視点で描かれる脚本と繊細な演出で定評のある映画『Little DJ 小さな恋の物語』の永田琴。同ドラマはKDDIが配信する映像コンテンツ配信プロジェクト「LISMOドラマ」のシリーズ第19弾。

 かつてはお嬢様的な役柄で、その清楚なイメージが定着していた矢田だが、人間的な成長も遂げ女優としての新境地となる本作には期待が持てそうだ。本作の配信は映画『ジーン・ワルツ』公開に先駆けて、KDDI配信LISMOドラマとして12月3日(金)から毎週金曜日、計5回の配信予定。

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