中村蒼、大ヒットホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』続編の主演に大抜擢も、夢はかわいく女の子とディズニーランド!
約135万円という低予算で制作されたにもかかわらず、全世界興収約180億円をたたき出したハリウッドの密室サスペンス・スリラー映画『パラノーマル・アクティビティ』の日本版公式続編として作られた映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』に主演した人気俳優の中村蒼が、映画のことから自分自身のことまで赤裸々に語った。
映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』場面写真
本作で中村が演じているのは、交通事故に遭い、車いす生活を余儀なくされている姉・春花の面倒を見る弟・幸一。「もともと姉がいるので、弟役はかなり素に近い形で演じることができました」という中村だが、全編ほとんどアドリブとなった本作で、彼が演じた幸一は、かなりSっ気のある男。姉が車いすで外に出ようとして出られないシーンで、「一人じゃ無理でしょ? 手伝ってくださいって言いなよ」という幸一のセリフは、中村のアドリブだ。共演者の青山から、「きっと普段からSだと思う(笑)」と言われていた中村に、その真意を問うと、真っ赤になって「あれは確かに僕のアドリブだけど、姉に対するときって、弟は結構そういう強気なことを言うんですよ。普段からS!? 全然そんなことないです!」と断固否定した。
そんな中村は、そもそも若者らしい恋愛のチャンスに恵まれていないことを嘆く。2005年の第18回ジュノン・スーパー・ボーイ・コンテストでグランプリを受賞して芸能界入りした彼は、高校2年生のときに福岡から東京に上京。映画『恋空』で映画デビューを飾り、最近は映画『BECK』『大奥』に出演し、俳優として、まさに絶好調の時期だ。大学にも入学して、今は大学生と俳優の二足のわらじを履く生活の中村にとって、恋愛のチャンスに恵まれないのは無理もないだろう。「福岡から上京したてのときの夢は、女の子と東京ディズニーランドに行くことだったんですけど、まだ取材で言い続けているんで……(笑)。相変わらず、ディズニーには行きたいです!」と全国の女性たちのハートをわしづかみにするであろう純情度抜群のかわいらしい笑顔を見せた。
『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』は、なんとたったの6日間というスピード撮影で撮り上げた作品。短期間の撮影にもかかわらず、監督の長江俊和が納得のいくリアルな表情が撮れるまで、撮影は10テイク以上も繰り返されたという。「ホラー映画も初めてだったし、自分でカメラを持って撮影しながら演技するのも、ここまでアドリブが多かったのも初めて。でも、すごく楽しかったです」と撮影を振り返った中村は、本作での経験を通して、俳優としてさらなる成長を遂げたようだ。仕事も勉強も頑張る中村には、いつかディズニーランドに行く夢をかなえてもらいたい。(数字などの情報は配給調べ)
映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』は11月20日より全国公開