ユアン・マクレガー、地元スコットランドの空軍基地の移転反対運動に賛同
ユアン・マクレガーが、スコットランドのマレー地方にあるロジーマス空軍基地を移転・閉鎖させるイギリス政府の方針に対し、反対を表明している。
ユアン・マクレガー出演映画『アメリア 永遠の翼』写真ギャラリー
この地域ではロイヤル・エアー・フォース(RAF)のキンロス基地がすでに閉鎖されており、これ以上の基地の閉鎖による経済効果の縮小を懸念して地域住民グループから反対運動が起きている。地元調査会社によると、キンロス基地の存在はこの地域に2300以上の雇用を生み出し、地元経済にとって毎年6800万ポンド(約89億円)ほどの効果をもたらしていたという。ロジーマス基地ではさらに3300以上の雇用を生み、1年間の経済効果は9000万ポンド(約118億円)以上あるという。
ユアンは、兄・コリンが元RAFのパイロットでこの地に暮らしているため、ユアンもこの地を訪問する機会が多くあり、兄の操縦でロジーマス基地から飛行した体験もあるそう。テレグラフ紙(原題)によると、ユアンは基地閉鎖のニュースを受け、「閉鎖の可能性を聞いてショックを受けた。コリンに乗せてもらいこの基地から飛び立ったこともある。この地区の基地はアフガニスタンの前線で戦うRAFの兵士たちに最良の訓練環境を与えている。(キンロス基地とロジーマス基地)両方が閉鎖されれば、この地区の住民たちと軍の密接なつながりが失われてしまう」とコメント。「僕はマレー地区の空軍やコミュニティーのみなさんの努力を心から応援し、この地区にRAFが残ることを期待している。運動が成功するよう祈っています」と語っている。