深田恭子、アニメ声優初挑戦で「豆富小僧」に変身!「自分の声で動き回るのが楽しみ!」
女優の深田恭子が、小説家・京極夏彦の「豆富小僧双六道中ふりだし」が原作の映画『豆富小僧』で、アニメ声優に初挑戦することがわかった。深田は本作の主人公で妖怪総大将の息子だが、何の芸もなく豆腐を持って立っているだけの「豆富小僧」を演じる。
「アフレコは声の出し方や声だけの演技が難しい」と初挑戦に苦戦している様子の深田だが、「自分の声でスクリーンを動き回る豆富小僧を観るのが今から楽しみです」と演技経験豊富な深田ならではの度胸の良さを見せた。そして、「見終わったあと、どこかに妖怪たちがいるような気持ち」になる、心温まる作品に仕上がるよう期待を込めた。
さらに深田は、「3Dで観る妖怪たちの迫力もすごい」と3Dアニメーションである本作を上手にアピールし、「たくさんの方に映画館で観ていただきたい」とコメントした。一方、ダルマ役で深田と共演する武田鉄矢は、「わたしの務めは豆富小僧を天下一の人気者にすることと思い定めております!」と豆富小僧の指南役である劇中さながらに語り、深田にとって心強いパートナーとなりそうだ。人間と妖怪が共に暮らしていた時代の物語を、深田と武田はどう彩るのだろうか?
本作は江戸時代を舞台に、お盆に載せた豆腐を持つことだけが取り柄で、間の抜けた外見と弱虫な性格の豆富小僧が、旅に出ることで大きく成長する姿を描くファンタジー。映画『あらしのよるに』の杉井ギサブローが総監督を務める。
映画『豆富小僧』は2011年ゴールデンウィーク全国公開予定