『キング・コング』のアトラクションが大人気!ピーター・ジャクソン監督がこだわりを明かす!
今年7月に本場ハリウッドのユニバーサル・スタジオにオープンした新アトラクション「キング・コング 360 3-D」が人気を博している中、本アトラクションの制作にかかわった映画版のピーター・ジャクソン監督がそのこだわりの一端を明かしている。
リメイクだってここまでやれるんです! 映画『キング・コング』場面写真
映画『キング・コング』をモチーフにした本アトラクションは、スタジオ内に用意されている乗用車トラムに乗り込むことによって、スカルアイランドのジャングルでキング・コングと恐竜の迫力あふれる戦いを体験できる多感覚アトラクション。制作にはジャクソン監督自身が携わっており、最新テクノロジーを駆使することで3Dの映像世界の限界に挑戦している。
ジャクソン監督のこだわりは、アトラクションの設計から始まっている。スタジオ内の周囲360度に設置された通常の映画館16個分の巨大スクリーンには、毎秒60コマで投影される、スムーズな映像が出現する。CGで作り上げられたジャングルの風景やキング・コング、恐竜といった生物の造形にも最新鋭の技術が投入されており、ジャクソン監督は「まるで映画の中にいるみたいだ」と映像の仕上がりに大満足しているようだ。
また、乗用車トラムは映像と共に振動を伝える仕掛けも施されており、目の前で起こる戦いの臨場感を余すところなく伝えてくる。そして、本アトラクションの要となる3D映像は、ジャクソン監督が「これまで作られた中で、もっとも凝縮された3D映像だ」というほどの出来栄えであり、緻密(ちみつ)に計算された映像は観客を没入させること間違いなしだ。
ユニバーサルチャンネルのオフィシャルサイトでは、クイズに正解した人の中から1組2名をユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに招待するキャンペーンを実施している。クイズに答えるためのヒントは、12月2日から4日にかけて同チャンネルにて放送される映画『キング・コング』特集に隠されているので要チェック!