吉川晃司、仮面ライダーになるために毎日3、4時間の筋トレ!それでも結構ドキドキ!
最新作『仮面ライダー×仮面ライダーオーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』で、昨年12月に公開された映画『仮面ライダー×仮面ライダーW(ダブル)&ディケイドMOVIE大戦2010』から引き続き、仮面ライダースカルを演じた吉川晃司が、仮面ライダーの魅力、そして現代の少年たちへの熱い思いを語った。
映画『仮面ライダー×仮面ライダーオーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』写真ギャラリー
まず、子どものころはヒーローそのものよりも、ちょっと脇役くらいのキャラクターが好きだったと明かした吉川。いつもセンターでスポットライトを浴びている吉川にしては意外な発言だが、「どこかちょっと怖かったり、斜に構えたキャラクターが好きなんですよ」と話す吉川が今作で演じたのも、ミステリアスなところがあるキャラクター、仮面ライダースカルだ。さらに、「この役柄は、キザなセリフを話す。本当にハードボイルドを地で行く男なんです」とそのキャラクター像を語る吉川からは、「とても演じやすかった。今回はキメキメでいきましたよ!」と前作で大人気となった鳴海荘吉、仮面ライダースカルの今作での活躍に期待が高まる発言も飛び出した。
また吉川は、今作への出演のために毎日3、4時間にわたる筋トレをし、自らアクションシーンに挑戦したと明かす。その撮影については「敵のドーパントは、みんな20代ぐらいでしょ? アクションシーンは、本番の前に何回かテストをするから、スタミナ勝負。結構ドキドキもんでしたよ」と振り返った。しかし、その筋トレの成果は見事に生かされ、相棒役を務めた山本太郎から「そんなんができるのは日本で3人くらいしかいない」と絶賛されるほどの華麗なライダーキックを披露している。
最後に、現代を生きる子どもたちに「仮面ライダーは、ただ変身しているんじゃない。いろいろな失敗、挫折、無念だった出来事が礎(いしずえ)となって仮面ライダーになっている。だから子どもたちにもどんどんいろいろなことに挑戦して、いっぱい失敗しなよって言いたい。どんどん挑んでいくやつが仮面ライダーになれるんだよって。それを子どもたちに伝えていくのがおっさんライダーの役目だと思うんです」と熱いメッセージを送った。そんな吉川が映画の中で真っ白なスーツに身を包んで颯爽(さっそう)と歩く姿は、デビュー当時そのままのかっこ良さ。彼の話からは、子どもたちだけでなくママたちのハートもしっかりとつかんでしまう仮面ライダースカル・吉川晃司の魅力が伝わってきた。
映画『仮面ライダー×仮面ライダーオーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』は12月18日より全国公開