人気作にたかるな!「バフィー」映画化に関係者、「アイデアないからってハゲタカ行為は残念で仕方ない」
サラ・ミシェル・ゲラー主演のテレビドラマ「バフィー~恋する十字架~」が映画化されると聞き、クリエイターのジョス・ウェドンは一人歩きしてしまった作品に複雑な思いだと語った。
サラ・ミシェル・ゲラー出演映画『呪怨 パンデミック』場面写真
「オリジナルのアイデアがないからといって、過去に人気があったシリーズを使おうという、屍をついばむハゲタカのような行為は残念で仕方がない。この時代にいまさらバンパイアなんてウケるのか?」とジョスはつらい思いをE!オンラインに語り、最後はジョークで気分を落ち着けようとしているかのようだ。
「バフィーは僕が死んだ後も永遠に残る作品だと思ってきた。文字通り、僕が死んだ後に何らかの作品ができる可能性はあると思っていたけど、僕はまだ生きている。自分が作り上げたものが自分の手から離れるのはうれしくはない。まあ、あのドラマは僕一人の力で作ったわけじゃないのはわかっているし、大きなため息をつく以外、法的に何かできるわけでもない」と何もできない自分がもどかしくて仕方がないようだ。
「バフィー」は何度か映画化のウワサが出ており、ヴァネッサ・アン・ハジェンズがバフィーを演じるとの話も出ていたが、これはなくなったよう。今回の映画化では、すでにプロデューサーも発表されており、テレビシリーズよりもダークな作品に仕上がるとのことだが、キャストなどはまだ決まっていないようだ。「バフィー」の映画化を聞いた元出演者のデヴィッド・ボレアナズは、ツイッターで唇を突き出して、残念そうな顔の写真をアップしている。