レイプとコカイン中毒……!!『スパイダーマン』キルステン・ダンストと13歳クロエ・モレッツ、ハード過ぎる共演へ!
映画『スパイダーマン』シリーズのキルステン・ダンストと、映画『キック・アス』のヒットガール役で注目を集める13歳の女優クロエ・モレッツが、家出少女の苦難と青春を描いたインディーズ系小説「ヒック/Hick」(原題)の映像化企画で共演することがわかった。
本作はアンドレア・ポーターズが2007年に出版した小説で、アルコール中毒で自分を虐待する両親から逃げ出し、伯父からもらった拳銃を足元に隠して、ヒッチハイクでネブラスカからラスベガスまで旅をしようとする少女ルリを主人公とした物語。主人公のルリ役をクロエが演じることになっている。
映画ブログ・THE PLAYLISTが報じたところによると、劇中での彼女の旅は、途中で出会う男にレイプされてしまうなど、非常に冷たく薄情なもので、クロエにとっても本作への出演はハードな挑戦になりそうだ。現在、この男の役として、コリン・ファレルが出演交渉中のようだが、コリンは本作の撮影が映画『トータル・リコール』リメイク企画のスケジュールと重なる可能性があるため、まだ決定には至っていない。
キルステンが演じるのは、厳しい世界にさらされる主人公ルリを保護しようとする、コカイン中毒の貧しい詐欺師・グレンダ。監督は映画『ライムライフ/Lymelife』(原題)で2009年のゴッサム・インデペンデント・アワーズにノミネートされたディレック・マルティニで、原作者のアンドレアは本作の脚色も担当。撮影は2011年の2月からニューメキシコでのスタートを予定している。
そのキャリアの長さと実力から演技派の風格さえ漂うキルステンと、まさに若手演技派スターの急先鋒ともいえるクロエが、このハードな青春ストーリーの中でどう絡んでいくのか、注目したいところだ。