井上真央主演の新作『八日目の蝉』、珠玉サスペンスの世界観解禁!
井上真央主演で、直木賞作家・角田光代の最高傑作との呼び声も高い長編サスペンスを映画化した『八日目の蝉』の特報が松竹オフィシャルチャンネルにて解禁され、珠玉のサスペンスといえるその世界観が明らかになった。
本作は、不実な男を愛し子を宿すが、母になることがかなわない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去る女、野々宮希和子とその誘拐犯に愛情いっぱいに4年間育てられた女、秋山恵理菜の運命を描いた作品。今回解禁された予告編は、「衝撃のベストセラーついに映画化」の文字と共に駆け寄ってくる女の子の映像から始まる。ゆったりとした音楽が流れる中、泣きはらした後の笑顔のような表情を浮かべる恵理菜を演じる井上と、雨の中涙を浮かべて傘を差す希和子を演じる永作博美の姿が映し出される。そして突然音楽が止まると、「優しかったお母さんはわたしを誘拐した人でした」のナレーション。その後映し出される夕暮れの空が作品に描かれる衝撃の真実を物語っているかのようだ。
先日、目も覚めるような赤色を背景に、井上と永作が正面を見据え、対峙(たいじ)しているかのような衝撃的なポスタービジュアルも解禁された本作は、実力派女優の井上と永作が珠玉のサスペンスをどのように彩ったのかも魅力。そのほか、小池栄子、森口瑤子、劇団ひとり、風吹ジュン、田中哲司、市川実和子、平田満、田中泯、余貴美子と豪華キャストが出演しており、作品の公開に期待は高まるばかりだ。
映画『八日目の蝉』は2011年ゴールデンウイーク全国公開