ジョニー・デップ、キスシーンに照れる!アンジーは2歳の娘ヴィヴィアンを役づくりのモデルに!
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの待望の共演が実現した映画『ツーリスト』より、ロケ地の一つとなったパリで、ジョニーとアンジーがそろって取材に応じた。
初共演についてアンジーは、「ジョニーとわたしには多くの共通点がある。家族も似たようなスタイルだし、二人ともフランスで時間を過ごすのが大好き。この映画でジョニーが演じる役は、彼そのものなのよ」と満足げに語れば、ジョニーは「アンジーとのキスシーンは、今回の仕事で体験した一番ひどい日とは、絶対に言えないね」と照れを隠しながらのコメントを返した。
毎回、役づくりに独特のアプローチをすることでも有名な二人だが、今回ももちろんユニークな方法があったはず。アンジーが演じるのは謎めいた美女エリーズだ。「エリーズを演じるにあたって、モデルにしたのは2歳になる娘のヴィヴィアンなの。彼女はピンクが大好きで、女の子っぽい女の子。エリーズの立ち方や首のかしげ方は、全部ヴィヴィアンを参考にしたわ」と自分の娘をモデルにする奇抜なアイデアはアンジーらしい? 一方のジョニーは、事件に巻き込まれるアメリカ人旅行者(=ツーリスト)のフランクについて「ジャック・スパロウやマッドハッターに比べると「普通の人」なので(笑)、僕が知っている会計士を参考にしたよ。彼は自分の名字と同じスペルの標識の写真を撮るためだけに、飛行機で世界旅行するような人。9時から5時まできちんと働くけど、ちょっとヤバい人ってこと」と相変わらず独特のアプローチがあったことを告白した。
メインの舞台となるベネチアでのロケも大いに満喫したようで、ジョニーは「観光客が多い昼間よりも夜のベネチアが好きだね。夜10時から午前2時くらいまで、僕はよく一人で街をぶらついていた」とのこと。夜のベネチアで、ジョニーに遭遇した観光客もいたかも!? もちろんそれぞれのパートナー、ブラッド・ピットとヴァネッサ・パラディもベネチアを訪れた。アンジーによると、「ダブルデートを楽しんだわ。子どもたちを横で遊ばせながらね」と家族ぐるみで打ち解けた二大スター。完成した映画にも、予想以上のホットな親密さが漂っている。(取材・文/斉藤博昭)
映画『ツーリスト』は2011年3月11日より日劇3ほかにて全国公開