「キャー！シェールの家にいるんだ!!」と大興奮！『バーレスク』出演オファー秘話！
グラミー賞3部門の受賞歴を持つトップアーティスト、クリスティーナ・アギレラ初主演となる映画『バーレスク』のスティーヴン・アンティン監督が、ゴージャスな本作が出来上がるまでの裏話を明かした。
「クリスティーナは本当にすごかった！ この映画にはシェール、スタンリー・トゥッチという大物が出演していて、クリスティーナは彼らと対等の演技をしなくちゃならなかったんだ。でも彼女は、見事に期待以上の演技をしてくれた」と開口一番、アギレラを絶賛したアンティン監督。アギレラにとって初主演映画となる本作で、その成長ぶりに目を見張ったという。「メイクに衣装に、それからダンスの振り付け、演技……クリスティーナがこなさなきゃいけないことは山ほどあって、撮影には17時間かかった日もあった」というアンティン監督だが、シェールのような大物女優とアギレラというスーパースター二人を抱えて、精神的に追い詰められる毎日だったとおどけながら明かした。「皆、疲労困憊（こんぱい）だったしね。でも現場ではムチをビシビシ打ちながら働かせていたよ！」と意外にも現場ではスパルタだったらしい。
アンティン監督が何よりも大変だったと語るのは、シェールとの出演交渉。「シェールを出演にこぎ着けるのが一番大変だったよ。初めて彼女にオファーしたとき、返事はノーだった。何度もお願いしてやっとOKもらえた！ と喜んでいたら、またNOの返事がきて……。OKとNOを繰り返して、ふとしたときにシェールが『やりましょうか』って言ってくれて。すごく感動したよ！」と苦労を振り返りる。しかし、シェールの家に直接話に行った際には、「キャー！ シェールの家にいるんだ!!」と思わず乙女チックにテンションが上がったといい、一ファンとしてキャピキャピとはしゃぐキュートな素顔をアンティン監督はのぞかせた。
映画『グーニーズ』などで俳優としても活動していたアンティン監督。イケメンな容姿と共に、女性的な一面を併せ持つアンティン監督だからこそ、本作は大興奮間違いなしの超ゴージャスな作品に仕上がった。「この映画を観れば、自然に体が動いちゃうはず。クリスティーナとシェールの二大歌姫が熱唱し、踊りまくる最高のショーを楽しんで！」という監督の言葉どおり、観終わってしばらくは感動と興奮が収まらないはず！ 冷えた体を熱くする、今年最後のショーをぜひ楽しんでほしい。
映画『バーレスク』は12月18日より丸の内ルーブルほかにて全国公開