『ノルウェイの森』松山ケンイチと艶やか着物の菊地&水原、世界に向けて大ヒット宣言!
すでに50の国と地域での海外配給が決まっている話題の映画『ノルウェイの森』が11日、全国312スクリーンで封切られ、主演の松山ケンイチをはじめ、菊地凛子、水原希子、玉山鉄二、そしてトラン・アン・ユン監督が東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で初日舞台あいさつに登壇した。
先月行われた完成披露会見で「完ぺきな作品」と自負した松山はこの日も、「(作品の良さは)観てもらえば、わかると思います!」と自信満々。世界に向けて「大ヒットするつもりです」と宣言し、海外進出の第一歩である日本での公開スタートを盛り上げた。さらに松山は「原作も映画も愛がテーマ。だから世界中で受け入れられるのだと思う。観れば観るほど深くなるので、(作品と)長く付き合ってほしい」と力強くアピールした。
一方、ヒロインを演じる菊地と水原は、それぞれ作品のテーマカラーである赤と緑を基調にした艶やかな着物姿で、日本の美を世界に発信。二人の美しさに松山は、思わず緊張? 本作が演技初挑戦の水原が「撮影中、松山さんがアイスを買ってくれた」と明かすと、松山は「水原さんは放っておけなくて。あっ、菊地さんもです。二人とも放っておけないタイプ」と赤面しながら振り返った。
『ノルウェイの森』は1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」を、『青いパパイヤの香り』『夏至』などで知られるユン監督が映画化。主人公ワタナベ(松山)が亡くなった親友の恋人(菊地)との関係を通し、愛と性、生と死を見つめる叙情的なラブストーリー。ザ・ビートルズの原曲使用が認められたことも大きな話題となっている。
映画『ノルウェイの森』は全国公開中