水嶋ヒロの処女作「絶対読む!」キンコン西野、ベタ褒め!
16日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣による「にしのあきひろ絵本原画展」が銀座の杉江画廊で行われ、西野本人が出席。囲み取材では作品の出来に大満足していることに加え、相方の梶原とのコンビ愛を感じさせるエピソードも照れながら語った。また発売された小説家デビュー作が話題の水嶋ヒロについて「大ファン」と明かす場面もあった。
西野といえば本業のお笑い以外にも、ショートムービーや芝居の脚本・演出を手掛けるなど多才なことで知られるが、2009年に発売された絵本「Dr.インクの星空キネマ」では、芸人らしからぬ画力や、自身のブログで強気な発言を繰り返していた本人とは思えない、優しい物語が大絶賛された。今回の原画展では、2作目の絵本「ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス」の原画を中心に展示が行われた。
原画展を開いた感想について聞かれた西野は、「銀座のど真ん中でなかなかできることではないですから、芸能人で良かったなと思います」とボケつつも「1枚描くのに100時間くらいかかっている。イタリアにもロケハンに行って写真を撮ったり、描き始める前から時間を使っているので、なかなか気に入ったものができましたね」と満足げな表情で語った。ただそこは芸人が本業の西野だけあって「描いているときは絵のことも考えますけど、いやらしいことも考えています」と告白して報道陣を笑わせた。絵本は相方の梶原にもサイン入りでプレゼントしたそうで、西野は「家族で僕の絵本を読んだそうです。良かったんちゃうって言ってくれました……いや、梶原の話は恥ずかしいですね!」と照れまくりながら語り、コンビ愛をにじませた。
また小説家デビューした水嶋ヒロについて質問が飛ぶと「大ファンなんですよ! 格好いいし才能もあるし、キュンキュンしています。小説も絶対に読もうと思っていますし、頑張ってほしいって気持ちはありますね」と大絶賛。「もし絵本が賞を取って2,000万円もらえたら?」との質問には、「寄付ですね」と水嶋と同じ答えを返すなど最後まで上機嫌な西野だった。
「にしのあきひろ絵本原画展」は12月16日~12月24日まで銀座・杉江画廊で開催、絵本「ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス」は幻冬舎より現在発売中(税込み1,575円)