松ケン人気は台湾でも!台北松山空港で熱狂的ファンがお出迎え
公開中の映画『ノルウェイの森』で主演を務める松山ケンイチが、プロモーションのため台湾を訪れた。台湾でも絶大な人気を誇る松ケンだけあって、登壇する舞台あいさつのチケットは即日完売。公開規模も日本映画としては最大級だという。
ファンやプレスが待ち構える台北松山空港に降り立った松ケン。空港名が名字と同じだったのは偶然だが、熱狂的なファンの歓声はその活躍があってこそ。黄色い歓声が上がる中、ファンとの写真撮影に応じるなど、早速その人気ぶりを証明した。その後の取材でも松ケンに敬意を表して、日本語で話しかける記者もいるなど、下にも置かぬ歓待ぶりだった。
これが2度目の訪台となる松ケンは「台湾に来るのは『L change the WorLd』以来2度目になりますが、『ノルウェイの森』を経験して、心も体も一回り大きくなって台湾に来られてうれしいです」と久々の台湾訪問を喜んでいる様子。本作の撮影監督を務めたマーク・リー・ピンビンは台湾出身として知られるが、彼については「良い意味で職人という印象。現場ではあまり話しませんでした。ただ、カメラがとらえているものは本当に素晴らしいです」と本作に不可欠な存在であったことを明かした。
滞在中はプレミア試写会、記者会見などの予定がぎっしり。「前回も今回もあまり観光する時間はないのですが、現場でマークさんがお茶を持参してよく飲んでいて、台湾はお茶がおいしいと聞いているので、今回は試してみたいです」と観光の予定も明かした。
プレミア会場は、台湾トップクラスの映画館といわれるヴィエ・ショウ・シネマズ。多数のファンやプレスが集まる中、クリスマスツリーが用意されたステージに登場した松ケンが「僕は松山ケンイチです。メリークリスマス!」と北京語であいさつすると、ファンからの歓声が大きくなるという一幕も。お守りとマフラーのプレゼントをもらった松ケンは、お返しに抽選で選ばれたファンにポスターなどを手渡しでプレゼントしていた。
約250スクリーンあるといわれている台湾で、映画『ノルウェイの森』は日本映画としては最大規模となる約30スクリーンで公開。松ケン出演映画は「『DEATH NOTE デスノート』や『L change the WorLd』『デトロイト・メタル・シティ』はこちらでも大人気です」と配給会社社長もコメントするほどで、本作の大きな看板が繁華街に設置されるなど、大きな期待が寄せられているようだ。
映画『ノルウェイの森』は現在公開中