相武紗季、人見知りを克服中!?女優としての目標は「家政婦は見た!」の個性派・市原悦子!
映画『ラブ★コン』『ハンサム★スーツ』のスタッフが手掛けた胸キュンホラー映画『NECK ネック』に主演した相武紗季が、人見知りを克服中だと告白した。
彼女にとって、実写の映画出演はおよそ5年ぶりだが、昨年は本作に加えて、『恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~』『ゴールデンスランバー』に出演するなど、映画への出演が相次いだ1年になった。そんな相武は、CMなどで抜群の知名度を誇る人気女優だが、演じる役柄は主役であることにはこだわらないと明かす。「いろいろな作品で、いろいろな役で、いろいろなポジションで、常にお芝居をやりたいんです。いろいろな作品に出れば出るほど、たくさんのものが吸収できると思うんです」と女優業に貪欲な姿勢を見せた。そんな彼女は、目標とする女優として、個性派女優の市原悦子、2時間ドラマの女王・片平なぎさ、情報番組と女優業を両立させる岡江久美子の名前を挙げた。中でも市原が出演するドラマ「家政婦は見た!」の大ファンだそうで、「ドラマでご一緒させていただいたんですが、とてつもないオーラでした! 女優さんってこういう方のことをいうんだと思いました。ああいう方のようになりたいですね」と目を輝かせた。
近年、恋愛ドラマに出演することの多かった相武だが、本作で演じた大学院生の真山杉奈は、さまざまな研究をしながらお化けを作ろうとする破天荒でコミカルな女の子。「もともと自分の中に似ているものがあったのか、すごく楽しくて、演じやすかったですね。撮影中は異常にテンションが高くて、ナチュラルハイになっていました(笑)」と語るとおり、本作では福井弁でパンチのある役柄をキュートに演じる相武にも注目だ。
相武といえば、人気番組「アメトーーク」の人気企画「人見知り芸人」にゲスト出演した際に、人見知りであることをカミングアウトしたことが記憶に新しい。「あの番組、皆さん見ているんですねー」とその反響に驚いた様子だったが、この映画の撮影現場に限っては人見知りはなかったという。「(溝端)淳平君や平岡(祐太)君は、ドラマで一緒になったことがあるので大丈夫だったんですが、唯一(栗山)千明ちゃんとは初共演だったので、どう接したらいいんだろうと思っていたんです。一見、クールなイメージがあるじゃないですか。でも千明ちゃんは、包容力があるというか、癒やしのオーラが常に出ているので、彼女のことを知るにつれて、千明ちゃんに胸がキュンキュンしてしまいました」と居心地の良い現場だったことを明かした。さらに、相武は「今はだいぶ人見知りも解消していますし、人見知り克服中です!」と元気いっぱいに宣言した。
本作は、人気作家、舞城王太郎が映画作品のために書き下ろしたホラー・エンターテインメント。あこがれの女性に告白したことから、ある男子大学生が「ネックマシーン」なる木箱の中で味わう妄想と現実の恐怖体験を描く。
映画『NECK ネック』DVDは2月2日、アスミックより発売(税込み:4,935円)