藤原紀香、肩出しお姫様は健康的なお色気!ダウンタウン濱田は、シュレックと一緒に声優も卒業
18日、新宿ピカデリーで映画『シュレック フォーエバー』初日舞台あいさつが行われ、本作の日本語吹き替えを担当した濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人、劇団ひとり、そしてぬいぐるみのシュレックくんら『シュレック』ファミリーが集合。10年間続いた『シュレック』シリーズイベントの華やかなグランドフィナーレを飾った。
2001年の誕生以来、長きにわたってチームを組んできた濱田、藤原、山寺、竹中らシュレック ファミリーにとっておそらく最後となるイベントとなるであろう舞台あいさつということで感無量な様子の声優陣。この日の藤原は片方の肩を露出した濃いピンクのお姫さま風ドレスで登場。「こういうイベントでは、お姫さまのキャラクターをイメージしたドレスで参加していましたね。衣装を選ぶのは楽しかった」と述懐。健康的なお色気で、会場をノックアウトした。一方、主役のシュレックを演じた濱田は「ぼく以外の方がうまいんで、果たして自分が(声優を)やるのが良かったのか……。でもほかの人たちに助けられて、精一杯がんばりました。いかがでしたでしょうか?」と会場に問いかけると、会場からは大きな拍手が鳴り響き、濱田もホッとした表情になった。
しかしこれからも声優をという気持ちにはならないのか、というMCの質問に濱田は「シュレックと一緒に卒業になるんでしょうね。まあ、またお話があれば一生懸命は頑張りますけど、とにかく声優って難しいんですよ。でももうこういう機会もないでしょうし、軽々しく(声優の仕事を)受けんほうがいいですよ」とボヤく。すると竹中が「ぼくは濱ちゃんと違って、ダメ出しもなくすいすい終わりました!」と挑発。「ダメ出しくらいあったでしょ!」(濱田)、「いちいち指を指すな!」(竹中)、というお約束のケンカに会場が笑いに包まれる中、藤原と山寺が「もうこういうのも見られないのかな」とポツリ、二人だけはしみじみとした様子だった。
そんな中、本作初参加となる劇団ひとりは、「声優は大変でしたが、出来上がりはそんな苦労が吹き飛ぶくらいすばらしい作品になりました。ちまたでは3Dというと、アバ何とかという体がでっかくて、青いのがチヤホヤされていますが、これからは青でなくて、(シュレックの)緑でお願いしたいですね」と本作をアピールしていた。
本作は、見かけは怖いが心優しい緑の怪物シュレックと仲間たちの冒険を描き、世界中でヒットした人気アニメ・シリーズ第4弾。シリーズ最終章となる本作では、ペテン師の魔法使いにだまされ異次元の世界へ飛ばされたシュレックが、元の世界に戻ろうと奮闘する。
映画『シュレック フォーエバー』は全国公開中