ジュリー・アンドリュース、グラミー賞で生涯功労賞を受賞へ
第53回グラミー賞
映画『サウンド・オブ・ミュージック』や映画『メリー・ポピンズ』など、数々の名作ミュージカルで光を放ってきたジュリー・アンドリュースが、グラミー賞で生涯功労賞を授与されることになった。
ジュリーは1954年にブロードウェイで初舞台を踏み、以降約60年間にわたり演劇界、映画界で活躍し、その美声と演技力を発揮してきた。これまでジュリーは、1964年の『メリー・ポピンズ』でアカデミー主演女優賞を受賞したほか、トニー賞へのノミネートでも常連に名を連ねている。今回のグラミー賞生涯功労賞は、長年の音楽業界、芸能業界への功績が認められての受賞となったよう。ジュリーのほかに、カントリー・ミュージシャンのドリー・パートン、パンク・ロック・グループのラモーンズも功労賞を受賞することが決まっている。
グラミー賞を主催している「ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス」のニール・ポートナウ会長は、「彼らはとても影響力があり革新的なアーティストであり、我々の文化や産業に多大な刺激を与えてくれている。彼らの伝説的な作品は今後の世代にも長く記憶に残り続けるはずだ」とその栄誉をたたえている。グラミー賞生涯功労賞は、本授賞式の前日、2月12日に行われる特別授賞式で授与される。