スティーヴン・ソダーバーグ、あと2作品制作したら監督業引退!?盟友マット・デイモンが明かす
映画『オーシャンズ13』、『エリン・ブロコビッチ』のスティーヴン・ソダーバーグ監督がこれから予定している2作の映画制作を終えたら、監督業を引退するつもりであることを俳優のマット・デイモンが明かした。
スティーヴン・ソダーバーグ監督の代表作、映画『オーシャンズ13』写真ギャラリー
ロサンゼルスタイムズによると、ソダーバーグ監督は現在撮影中のマット主演の映画『コンテージョン(原題)/ contagion』の制作後、マイケル・ダグラス主演の伝記映画『リベラーチェ(原題)/Liberace』、そしてジョージ・クルーニーと再びタッグを組む作品を最後に監督業を引退するつもりでいるようだ。理由としては、ストーリーよりも作品全体の構造に重点を置いて映画制作を続けてきたソダーバーグ監督であったが、最近ではこだわりを持って映画制作を続けていくことに疲れきってしまったそうだ。
キャリアとしては映画『セックスと嘘とビデオテープ』でスタートしてから、すでに20年以上経つものの、ソダーバーグ監督自身は現在47歳とまだまだ働き盛り。マットは今年80歳を迎えてもなお、意欲的に作品を撮り続けるクリント・イーストウッド監督を引き合いに出し、監督引退を思い直すよう説得を試みたが、「自分はクリントのようなストーリーテーラーではないよ」とすでに心は決まっている様子だったらしい。デビュー以来コンスタントに作品を発表し続けてきたソダーバーグ監督だけに少々お疲れ気味? ひと休みをして映画界に戻ってくれることを願いたい。