19歳の美少女空手家ミニスカでハイキック!武田梨奈、父親の敵討ちで始めた空手は黒帯!
次世代のアクション女優として脚光を浴びる武田梨奈が、主演映画『KG カラテガール』の公開を前に作品の見どころや将来の夢、さらに理想の男性像を語った。本作はCG、ワイヤー、スタントを一切使用しないリアルなアクション作品。謎の集団に父親を殺され、妹を誘拐された空手少女の彩夏(武田)が、思わぬ形で妹との再会を果たし、家族のきずなを取り戻す壮絶バトルを繰り広げる。
現在19歳の武田は、10歳のときに父親が空手大会で負けるのを目撃し「わたしがお父さんのかたきを討つ」と決意して、空手道場に入門。空手歴は9年で、現在は琉球少林流空手道の黒帯(二段)を所有する。16歳のときに映画プロデューサーでアクション監督の西冬彦に見出された彼女は、西冬彦アクション道場の一番弟子として鍛え上げられ、2009年に映画『ハイキック・ガール!』で主演デビューを飾った。第2作目となる本作『KG カラテガール』では、クランクイン前に左腕をはく離骨折。しかし、映画を観た知り合いから「これってCGとか使ってるんでしょ?」と言われることもあったらしく「わたしにとっては褒め言葉ですね」とハードな撮影を乗り切った現在は、作品の出来映えに大満足しているという。
そんな武田も素顔は19歳の女の子。普段は厳しいトレーニングの合間を縫って、「同世代の友達と遊んだり、楽しいおしゃべりをしたり、歌も好きなので、一人カラオケにも行っちゃいます」と19歳らしい青春を送っている。また、理想の男性像は、やっぱり強い男性だとか。「肉食系の男性がいいですね」と笑う武田。あこがれはなんと武田鉄矢だといい、「どんなときも全力なところが大好き。『3年B組金八先生』を観て大ファンになったんです」となかなか渋い好みだ。
そんな普通の女の子の一面も持っている武田だが、アクション女優と呼ばれることに抵抗はないといい、「わたしにとって、アクションは強み。これからもトレーニングを重ねて、アクションを極めていきたい」とキリリとした表情で語り、夢はジャッキー・チェンとの共演だと猛アピールした。本作は映画『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が稽古場の見学に訪れるなど、すでにアジアを中心に世界的な関心を集めているだけに、近い将来、その夢が実現するかもしれない。一方で、今後は役者としても磨きをかけ「か弱いヒロインとか演じてみたいんですよ」と演技に対して意欲を見せていた。
衣装協力 PINK DIAMOND、スタイリスト 山本真里江(オランジェ)
映画『KG カラテガール』は2011年2月5日から全国公開