ツイッターのつぶやきで株価が急騰!ラッパーの50セント、自身が所有する会社の株で約8億円の利益!
ラッパーの50セントが、自身が一部を所有しているマーケティング会社の株についてツイッターで「大金を稼げる」と宣伝したところ、この会社の株価が急騰し、自身も1,000万ドル(約8億3,000万円)の利益を得た。
50セントは、自らが新しくプロデュースしたヘッドフォン「スリーク」の販売を担うマーケティング会社「TV Goods」とその親会社「H&Hインポーツ」の株を所有しているが、ツイッターの中でこの「H&Hインポーツ」について「1日で5セントから10セントまで上がった。みんなも金を倍増できるぜ。できるだけの株を買うんだな。大金が稼げるぜ!」とつぶやきを投稿。50セントには380万人ものフォロワーがいると言われるが、このつぶやきから2日間で「H&Hインポーツ」は924万株が取引され、株価が大幅に値上がりしたのだ。これによって会社の価値は200%も上昇、50セント自身も1,000万ドル(約8億3,000万円)を稼いだという。
一方で、50セントのツイートは株の不正取引に当たる可能性もある。このツイートは間もなく削除され、50セントは新たに「H&Hインポーツ株を買うのは、俺にとっては正しい投資だが、君たちにはどうかな。自分で考えてくれ」「俺はこの会社の株を所有しているし、あれは俺自身の意見ってことだ。きちんと経営アドバイザーと相談しろよ」と投稿。公正な株取引の監督を行うアメリカ証券取引委員会は、「捜査が行われるかどうかは不明だ」とし、それ以上のコメントを出していない。