シュワちゃん、知事就任期間に失った収入は数億ドル!それ以上に大事なのは家族の絆!?
先日、7年余の任期を終え、カリフォルニア州知事を退任したアーノルド・シュワルツェネッガーが、出身国オーストリアの新聞kroneのインタビューに応え、知事に就任していた間に、数億ドルの収入を失ったと語った。
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アーノルドはインタビュー内で、カリフォルニア州を運営している間に出演していたであろうハリウッド映画の全ての出演料と、知事である間のすべての個人出費を計算して、合計2億ドル(約170億円・1ドル85円計算)以上の収入を失ったとしている。しかし、スターとして大金を稼いできた彼にとって、これほどの損失は気にするほどのものでもないのか、「知事としての経験は、その金額以上に価値のあるものだった」と余裕の発言。
だが、そんな彼がお金以上に失ってしまったものがあった。それは家族と過ごす時間。知事として過ごした最初の期間、彼は、月曜日に家族を残してロサンゼルスの自宅を発つと、サクラメントの州議事堂で週末まで過ごす日々だったとか。そのことで、家族からも「お父さんの仕事なんか嫌いだよ」といわれてしまうほどに、家族の関係がおかしくなってしまったのだという。
アーノルドも、毎週家族を残して仕事に向かうときを思い出し「あれは、毎回ひどく悲しかったよ」と発言。スクリーンでは不死身の肉体を誇った男も、家族から離れる寂しさは相当こたえたようで「知事としての第2期は、もっとうまくやらなくてはと思ってね。毎晩、何とかして飛行機で自宅に帰れるように努力をしたものだよ」と知事としての業務に取り組みながら、家族関係の修復に努力していたことを語った。
現在は任期も終了し、家族みんなで十分に楽しい時期を過ごしているであろうアーノルドだが、今後の進退はまだ不明。政治関連の仕事を続けたがっているといううわさもあり、彼と家族との平穏な時間は、そう長くは続かないかもしれない。