ロバート・デ・ニーロ、残業代をめぐり訴訟を起こした子守に247万円の支払い
ロバート・デ・ニーロと妻のグレイス・ハイタワーが、子守として雇っていた女性から訴訟を起こされていた件で、ロバート夫妻が女性に3万ドル(約247万円)の支払いをすることで和解に至った。
夫妻に子守として雇われていたアレクシス・バリーは、2006年8月から2007年6月の間の約10か月間、当時8歳だった夫妻の息子エリオットの面倒を見ることで、1時間31ドル(約2,550円)、残業の場合は1時間46ドル(約3,790円)の給金を受け取るはずであったが、残業代が支払われなかったとして2009年4月、マンハッタンの高等裁判所に訴訟を起こした。
バリーは、残業は750時間に及び、雇われている間の休暇は10日にも満たない状態だったと申し立て、2007年にロバート夫妻に「子守を辞める」と話した後に、解雇となったという。当初バリーはロバート夫妻に対し4万ドル(約330万円)を求めていたが、3万ドルを受け取ることで和解。裁判所は、夫妻とバリーがこの件に関して話し合いをすることを禁じる規定を出している。