二宮和也&松山ケンイチ、日本アメリカ間を超速移動!1日のうちに2か国で『GANTZ』同日舞台あいさつに成功!
欧米でも高い人気を誇る奥浩哉の人気コミックを、前・後編の2部作で映像化したSFアクション大作映画『GANTZ』の主演、二宮和也と松山ケンイチが20日に、同映画の日本で舞台あいさつを行った足で即アメリカに移動、日米で同じ人間が同日に舞台あいさつをするという前代未聞の試みに成功していたことがわかった。
これは実際に2人が昼に日本の六本木で舞台あいさつを行い、その足で渡米、時差を利用し、そのまま現地時間20日(木)夜に映画の本場であるハリウッドのチャイニーズシアターで舞台あいさつを行ったというもの。日付は20日のまま、日本とアメリカで同じ人間が同じ作品の舞台あいさつを行うという前代未聞の企画である。
このハリウッドでの舞台あいさつの模様は334スクリーンの全米劇場へ生中継が行われ、チケットはニューヨークをはじめ、ロサンゼルス・サンフランシスコなどのアメリカ主要都市の劇場で即ソールドアウトという大盛況だった。
20日夜行われたハリウッドでの舞台あいさつでは、主演の二宮和也と松山ケンイチがリムジンでチャイニーズシアター前に乗り付けたところ、劇場前にはチケットを買えなかったファンおよそ400人が殺到。大パニックの中、大きな歓声とともに迎えられた。
上映前には主演2人が流暢な英語でのあいさつを行い、特に二宮はクリント・イーストウッド作品の『硫黄島からの手紙』でハリウッドの大舞台はすでに経験済みのせいか、「Good evening. I’m Kazunari Ninomiya. Thank you everyone for coming tonight. The film is great so please enjoy watching it.」とスピーチし堂々とそのバイリンガルぶりを披露した。この2人のあいさつに盛り上がった約500名の観客は、ホットに作品を鑑賞。2人のアクションシーンなどではたびたび歓声を上げるなど、かなり大きなリアクションが見られ、映画を大いに楽しんだようだった。上映後の舞台あいさつでの質疑応答では「こんなにたくさんのファンがアメリカにいたって知っていましたか?」という質問も飛び出すほどの人気ぶりだった。
またこの『GANTZ』は、今年アメリカで公開されることにより、来年のアカデミー賞のノミネート権も有することになるため、舞台あいさつでMCにオスカーへの自信を聞かれた二宮は、「ノミネートされたらすごくラッキーですね。今回全米で上映してたくさんの人に観ていただけたことによって、日本映画の可能性がすごく広がったのではないかと思います」と語り、松山は「ここで皆さんが作品を観ているときのリアクションを見て、受賞間違いないと思いました!」と目を輝かせていた。『GANTZ』はアメリカのほかカナダ、スペイン、ポルトガル、フランス、ベルギー、オランダなど現在のところ20以上の国と地域での配給が決定している。
映画『GANTZ』は1月29日全国公開