文豪×女優×エロス!生身の肉体が醸す男と女の愛の営み!谷崎潤一郎×川端康成×市川崑×溝口健二28作品上映
谷崎潤一郎や川端康成ら日本を代表する文豪たちの小説が原作の映画を特集上映する「文豪と女優とエロスの風景」が神保町シアターで開催されることがわかった。
映画にはエロチックな描写は欠かせないというほど、ストーリーに影響を与える大きな要素の一つ。谷崎、川端、泉鏡花、永井荷風、田村泰次郎、中上健次、山田風太郎ら19人の作家がしたため、巨匠・市川崑監督や溝口健二監督がメガホンを取った『鍵』『雪夫人絵図』『武蔵野夫人』など28作品が一挙に上映される。
田村の原作で恩地日出夫が監督を務めた『女体』や山田原作・大島渚監督の『悦楽』など、インパクトのある作品タイトルを眺めるだけでも楽しめるラインナップがそろった本特集上映。文豪が筆に込めたエロスを松坂慶子や加賀まりこ、三田佳子ら生身の女優が大胆演技で体現し、男と女が求め合う欲望や愛、裏切りなど人間の深層心理を浮き彫りにする。
カラーだけでなく年代物の白黒や16ミリフィルムなど、映画ファンにとっては多角的な楽しみ方ができる「文豪と女優とエロスの風景」特集上映は、2月5日から3月4日まで神保町シアターで開催される。