コブクロ、小栗旬主演映画『岳-ガク-』主題歌を書き下ろし!小栗旬も大絶賛!!
5月7日に公開される小栗旬主演の映画『岳-ガク-』の主題歌が、コブクロが本作のために書き下ろした新曲「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」に決定した。『岳-ガク-』は、人気コミック「岳 みんなの山」を原作に、山岳遭難救助をリアルに描いた山岳ドラマ。小栗が主演を務めるほか、ヒロインに長澤まさみを起用。標高3,000メートル級の名峰が並び立つ日本アルプスで過酷な雪山ロケを行った圧巻の映像にも注目のヒューマンドラマだ。今回、数々の映画やテレビドラマを、その叙情的な楽曲で彩ってきたコブクロが、本作に新たな命を吹き込んだ。
製作プロデューサーである東宝の臼井央によると、本作で観客に一番伝えたいのは、「生きろ」というメッセージ。臼井は、「『桜』『永遠にともに』……“名曲”と呼ばれるお2人の作品には、それぞれの人生を一生懸命に生きる、人間の“命”が宿っている。そう感じていました」とコブクロの起用理由を語る。ラブコールを受けたコブクロの2人も、「コミックスと映画を見させていただいて、最後に心に残ったのはやはり“命”という言葉です」とすっかり臼井プロデューサーの思いをくみ取った様子。率直に映画を観た感想を、「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」に込めたという。コブクロの2人は、「主人公が、わが命をギリギリのところまで持っていって、もう一つの大切な人の命に向かって助けるというところにメッセージを込めました」と、自分たちの楽曲の中で、一番長くてめずらしいタイトルになった同楽曲について語った。
映画を彩ったコブクロの楽曲に、臼井プロデューサーは「出来上がってきた曲を聞いたとき、『映画』が『歌』になった、そう思いました。タイトルは『岳』で良いのでは? と思うほど」とその仕上がりに大満足。主演を務めた小栗も、「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」を、「僕らの作った映画に、もう一つの命を吹き込んでくれるような楽曲」と表現。「コブクロさんが、言われているように、映画と原作を観て、この言葉たちが紡がれたのであれば、僕らの作った作品も、光り輝いていると確信しております」とコブクロの新しい名曲を生み出す原動力となった自らの主演作への自信を高めたようだ。
『岳-ガク-』は、世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩(小栗)の元に、長野県警山岳救助隊として、椎名久美(長澤)が赴任。三歩の指導を受け、過酷な訓練をこなしていく久美に襲う雪山の脅威を描く。臼井プロデューサーは、「お客さんには、作品を締めくくる歌を聴きながら、登場人物全員の笑顔とそれぞれの背負ったドラマを走馬灯のように思い起こさせたかった」と主題歌を歌うアーティストを決める際に浮かんだ自身のイメージを語っているが、コブクロの「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」は、映画に描かれる壮大な大自然と感動的な人間ドラマをダイナミックに彩っている。コブクロは、「この世界中を包んでいる一つの命があるとしたら、それは太陽だなと思いました。消えない自分の体の中に消えずに今あるもの。でもいつまであるかわからないけど、必ず自分を突き動かしてくれる。この世界と自分。そこを感じることの出来る映画です」と楽曲制作の際に感じた映画の感想を語っているが、エンドロールに、「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」が流れ出したら、登場人物たちの笑顔とそれぞれのドラマが走馬灯のようによみがえること必至。コブクロの2人によって新たな命を吹き込まれた『岳-ガク-』に期待したい。
映画『岳-ガク-』は5月7日より全国公開