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『GANTZ』が初登場1位!『RED/レッド』が2位!堀北真希が悪女演じる『白夜行』も好調

映画週末興行成績

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期待通りの結果を見せた『GANTZ』 満足度も高し!
期待通りの結果を見せた『GANTZ』 満足度も高し! - (C) 奥浩哉 / 集英社 (C) 2011「GANTZ」FILM PARTNERS

 今年に入ってから、大人向けの刑事ドラマや人間ドラマといった作品のヒットが続いた反動だろうか。今週はスクリーン映えするような派手なアクション大作が初登場で1位、2位を占めた。

映画『GANTZ』写真ギャラリー

 今週は映画『GANTZ』が初登場1位。土日2日間の成績は、全国410スクリーンでの公開で、動員45万4,220人、興収5億9,282万3,900円を上げた。作品に対する満足度も「非常によかった」「よかった」を合わせると95.1%と非常に高く、4月23日に公開される第2作『GANTZ PERFECT ANSWER』を「鑑賞したい」という回答も97.3%という高水準になった。男女比は25:75と圧倒的に女性の割合が高い。その上、10代、20代の観客が全体の7割を占めるなど、若年層に圧倒的な支持を集めているのが特徴。配給元の東宝では「最終興収40億円は確実で、2部作で100億円を狙える」と鼻息も荒い。原作の評価が世界的に高いだけあって、すでに世界20の国や地域で配給が決まるなど、『GANTZ』旋風はまだまだ止まることはないだろう。

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 そしてブルース・ウィリスモーガン・フリーマンジョン・マルコヴィッチヘレン・ミレンアーネスト・ボーグナインリチャード・ドレイファスという、通好みの激シブ俳優たちによるオールスター映画『RED/レッド』が初登場2位。アクション映画ファンのみならず、往年の俳優たちになじみの深い中高年を中心に幅広い客層を取り込んだ本作が大ヒットスタート。全国297スクリーンでの公開で、土日2日間の成績は動員が18万3,196人、興収が2億2,374万円を上げて、興収20億円に向け素晴らしい出足となった。

 先週の首位から3位と2ランクダウンとなった映画『ソーシャル・ネットワーク』は、累計動員が60万6,780人、累計興収が7億8,883万7,700人という結果に。そして4位は『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕』で1ランクダウン。5位の『僕と妻の1778の物語』は3ランクダウンだが、累計動員が61万1,369人、累計興収が7億5,259万4,900円という結果になった。

6位にはベストセラー小説家、東野圭吾の最高傑作との呼び名が高い小説を、堀北真希高良健吾船越英一郎出演で映画化した『白夜行』が初登場。土日2日間の成績は、全国210スクリーン、動員6万367人、7,862万5,500円とまずまずのスタート。本作は2月10日からドイツで開催されるベルリン国際映画祭パノラマ部門での上映も決定しており、海外映画祭初参加となる堀北も出席する。これからメディアなどでさらに話題を集めることは必至だろう。

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 7位は、公開6週目となる映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』が2ランクダウン、8位の『グリーン・ホーネット』が4ランクダウン。公開4週目の『アンストッパブル』が9位で3ランクダウン。公開6週目となる『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』は10位で、先週と同順位をキープしている。そして11位の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、公開11週目にして惜しくもベストテン圏外に落ちてしまった。

 今週末は『ウォール・ストリート』『ジーン・ワルツ』『ザ・タウン』『毎日かあさん』などの作品がランク入りを目指す。その他、『KG カラテガール』『平成ジレンマ』『ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE 3 モーニング娘。救出大作戦!~パンドラの箱の秘密』といった作品の公開も予定されている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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