日本初!手塚治虫&重要文化財!手塚の原画と仏像でたどる釈迦の生涯!
手塚治虫さんの代表作を初めて劇場アニメ化した映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』が今年5月に公開されるのに先駆けて、特別展「手塚治虫のブッダ展」が上野の東京国立博物館で開催されることが明らかになった。手塚さんの直筆原画約50点と重要文化財を含む仏像約15点によってブッダとなった釈迦(しゃか)の生涯をたどる日本初の試みだ。
意外にもこれが初のアニメ映画化! 映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』場面写真
同展は、手塚さんが10年以上にわたって連載したマンガ「ブッダ」の直筆原画と、ブッダの姿をかたどった仏像を並べて展示することで、母親の右脇下から生まれたという「誕生」から、悟りを開いた「成道」、沙羅(さら)双樹に囲まれながら息を引き取ったという「涅槃(ねはん)」に至るまでのブッダの生涯を描く、日本初の試み。手塚さんによる「ブッダ」の世界観が、いかに綿密なリサーチを基に築かれたかということを含めて、実際に体感できる貴重な展示となる。
本展覧会を、映画と共に楽しんでもらいたいという意向から、本展と映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を一枚で鑑賞することのできるセット券の販売も決定。2月11日よりコラボチケットが、3月1日からはコミック誌に連載されていた「ブッダ」の原画を忠実に再現した復刻版レプリカ3枚を付けた「幻のお宝付きチケットI・II」がそれぞれローソンチケットにて独占販売される。
映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』は、国内外で高い評価を誇る手塚治虫さんの代表作をアニメ映画化した全3部作のうちの第1部。ブッダの伝記的な事実に終始するのではなく、独自のドラマを構築した手塚さんの原作は、発行部数2,000万部を誇る大ベストセラーとなっている。シッダールタの声には吉岡秀隆、シッダールタが出会う勇気あふれる奴隷の少年・チャプラの声を堺雅人が、その母の声を吉永小百合が担当するといった豪華な声優陣でも話題になっている。
映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』は5月28日より全国公開
特別展「手塚治虫のブッダ展」は4月26日~6月26日に東京国立博物館にて開催