一人三役に挑戦した山口智充、子育ては「時間よりも、密度」と世のお父さんたちにエール!冒険心を忘れないルフィのような心で子育て中
19日に公開される大人気コミック「ONE PIECE」の劇場版第11弾『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』で、ゲスト声優として一人三役に挑戦した山口智充が、アフレコの感想、そしてまだまだ大人になり切れていないという自分自身について語った。
映画『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』場面写真
今回、山口が本作で演じたのは、「老海賊シュナイダー」「シュナイダーの飼い犬」「大ワシ」の三役。得意の声帯模写で、その三役を見事に演じ分け、ルフィ役の田中真弓から大絶賛された山口だが、「ONE PIECEは長く続いているシリーズですし、ONE PIECEファミリーにうまく溶け込めるかすごく心配だったんです」と収録前はずいぶん緊張していたことを明かす。しかし、「田中さんをはじめ、レギュラーキャストの皆さんがすごくあたたかく迎えてくださって、めっちゃ楽しかったです」と収録が始まってみれば大いに収録を楽しむことができたようだ。
これまで子どもたちが観ているアニメを、たまに一緒に観るくらいだったという山口だが、出演を機に改めて「ONE PIECE」の魅力を知ったという。「ONE PIECEが、子どもからも、大人からも愛される理由がよくわかったんです。ルフィたちの冒険は、僕が観てもほんまにワクワクするんですよ!」と目を輝かせた。「ONE PIECE」の主人公・ルフィたち麦わら一味は、海賊王を目指し、海の上でさまざまな冒険を繰り広げるが、「子どものころに持っていた冒険心から僕はまだ卒業できていないんです」と話す山口もまた、「だから今はバイクでいろんなとこに行っています」と自己流に“冒険”を楽しんでいるようだ。
昨年、パパになってほしいタレント第1位にも輝いた山口だが、そんな子ども心を忘れないところが山口の魅力になっている様子。実際、「子どもたちを幼稚園に迎えに行くと、つい楽しくて、一緒になってブランコとかで遊んでしまうんです。もちろん、お尻は入りませんが(笑)」と子どもと一緒になって楽しむことが山口の育児法のようだ。そんな山口は今、本作を子どもたちと一緒に観に行くのが何より楽しみだそう。『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』は、海賊の主人公ルフィが幼少期に大海賊から受け継いだ麦わら帽子が行方不明となり、ルフィと仲間たちが団結して捜索の冒険に出るストーリー。山口が楽しみにしているように、ルフィの手も飛び出す3Dで公開される本作で、子どものころのワクワクした気持ちを思い出すのもいいだろう。
最後に、仕事が多忙を極め、なかなか子どもたちと過ごす時間がないことも明かしてくれた山口は、世のお父さんたちに「でも、時間じゃないと思うんです。長い時間子どもと一緒にいても、向き合っていなければそれは意味がないこと。時間よりも、密度だって思いますね。どんなに忙しくても、短い時間しか一緒にいられなくても、子どもといかに濃い時間を過ごすか、どんだけ一緒に楽しむことができるかが大事だと思います」とエールを送ってくれた。
映画『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』は3月19日公開