南キャン山里、品川と仲直り!笑顔で「向こうは大人でした」と先輩を立てる!
15日、都内のスタジオでWOWOWのオリジナル番組「落語家Xの快楽 シーズン2.0」の公開収録が行われ、山里亮太(南海キャンディーズ)、酒井敏也、みひろ、三遊亭兼好、入船亭扇辰、桃月庵白酒らが登場した。
2010年3月に放送された「落語家Xの快楽」は、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、益子卓郎(U字工事)、長友光弘(響)、磯山さやから、若手芸人やグラドルが、自身の芸の一層の進化を目指し、落語家の師匠について稽古(けいこ)を重ね、古典落語を披露する番組。挑戦の過程もドキュメンタリータッチで追うなど、落語ビギナーでも落語の楽しさがわかる内容となっており、続編を望む多くの声に応えて、このたび続編の放送が決定した。
太鼓や三味線などのお囃子(はやし)が鳴り響く中、ピンクの着物にオレンジ色の羽織と、どこかメガネとのマッチングを意識したような色合いの着物姿で登場した山里。「いつもやっている劇場はとはまったく違う雰囲気で。株主総会でも始まるのかと思いましたよ。普段はとなりにしずちゃんがいますから声援が多いですけど、今日はとても静かで。今からオペラでも観るんですか?」と山里ならではの軽妙な“マクラ”で会場を沸かせた。絶妙な言葉選びで、トーク能力の評価も高い山里だが、落語に挑戦したこの日も、その言語感覚は健在。山里を指導した三遊亭兼好師匠も「落語家でも3、4年稽古(けいこ)してあそこまで出来る人はいますけど、彼はたった1か月しか稽古(けいこ)をしていないんですよ。高座を下りたときも、やる気に満ちあふれていましたね。落語界に入ってきたら、僕らは非常に迷惑です(笑)。これからも僕らの仕事を奪わないように頑張っていただきたい」とその能力に舌を巻いていた。
さて、山里といえば、ラジオ番組で品川庄司の品川祐とされる先輩芸人によるイジメ事件を告白。それが大々的に報道されたために、品川がツイッターのアカウントを削除したという事件が記憶に新しい。しかしその後、品川の「愛情表現だった」という説明から両者は和解。事態は収束に向かったが、この日の写真撮影の際にもその点に触れられ、「品川さんとは仲直りされましたか?」と報道陣に聞かれた山里は「はい!」と満開の笑顔。冗談交じりに「ネットの人は話をすぐに大きくしちゃうから……」とコメントするなど、世間を騒がせてしまったことに戸惑いを見せつつも、「向こうは大人でした」と先輩を立てる山里だった。
「落語家Xの快楽 シーズン2.0」は3月6日、13日、20日の深夜0時よりWOWOWにて放送予定(全3回)