今年のアカデミー主演男優賞候補ジェームズ・フランコ、実写版『AKIRA』の金田役に挑戦か?
話題作『127時間』で主役を演じて、今年のアカデミー主演男優賞候補として注目を浴びているジェームズ・フランコが、実写版『AKIRA』の金田役への出演交渉中であることがDarkHorizons.comによって明らかになった。
同作は、全6巻からなる漫画シリーズを3巻ずつに分け、2作2時間ずつの映画を製作する予定で、監督は映画『ザ・ウォーカー』のアレン&アルバート・ヒューズ兄弟がメガホンを取り、脚本は映画『アイアンマン』のマーク・ファーガスとホーク・オストビーが執筆することになっている。そして今作では、舞台を東京からマンハッタンに移している。
この近未来の荒廃した世界を描いた大友克洋氏のオリジナルの漫画は、SF漫画の金字塔とも言える作品で、アニメ作品の制作のさいには、当時では破格の10億円の資金を掛けた作品でもあった。
そのためハリウッドでも、製作はワーナー・ブラザーズのもとで行い、俳優レオナルド・ディカプリオらもプロデューサーとして名を連ねるなどして、本格的に動き出している。
ただ現在、多数の映画出演を依頼されている人気者のジェームズ・フランコが、この作品の出演を決めるかは分からないが、彼のような若手実力派の俳優が決定すれば、興味深い作品になるかもしれない。